【多田竜美ブリーダー】おすすめブリーダーを紹介！｜北海道函館市【評判】

今回は北海道函館市亀尾町で評判のブリーダーである「多田竜美（ただたつみ）ブリーダー」を取材させていただきました。

函館市は自然あふれる街で、世界遺産や文化財、五稜郭などの史跡もあり一言では説明できない魅力が溢れ、毎年500万人近い観光客が訪れる観光都市です。

北海道内では比較的降雪量が少なく穏やかな気候となっております。

多田竜美ブリーダーの犬舎は、その中でも函館空港から車で10分程度の位置にあり自然が多く空気が澄んだ環境にあります。

北海道函館市近郊で秋田犬をお探しの方や、ブリーダーに興味がある方はぜひ最後までお読みください！

北海道函館市で評判のブリーダー「多田竜美ブリーダー」について

北海道函館市で活動している多田竜美ブリーダーは秋田犬（あきたいぬ）を専門に扱っている「竜華苑」で30頭の秋田犬とともにブリーディングをしています。

大自然に囲まれた中で、身体、性格ともに健全に育つように日々努力しながら秋保の展覧会にも随時参加していらっしゃるそうです。

また秋田犬保存会とJKCの両団体で活動されており、一昨年よりJKC公認北海道東秋田犬友クラブの代表もされています。

SNSも多岐にわたり、それぞれで秋田犬の魅力を発信されていらっしゃいますので一度覗いてみてはいかがでしょうか？

ブリーダー概要

ブリーダー職についた経緯

多田竜美ブリーダーにブリーダー職についた経緯をお伺いしたところ、元々はなんと会社員をされていたそう。

高校卒業後はトリミング学校に通学、幼少の頃から秋田犬を飼っていたと仰っていました。

トリミング学校、会社員からなぜブリーダー職を選んだのかさらにお伺いしたところ、きっかけの1つとしては当時秋田犬が中国に多く輸出されていた時期だったとの事。

そして仲間内で「皆でブリーディングをしてみないか」となり、会社員を退職され繁殖に専念することになったそうです。

当時の誘っていただいた仲間とは、それぞれが犬舎をもっており情報共有は欠かさないとも仰っていました。

ブリーダーとしての想い

ブリーダーとしての想いを次に伺ったところ、とにかく日本犬への愛が深いと感じました。

お話していく中でつい筆者自身の勉強不足を痛感してしまいましたが、想いとしては

と仰っておりました。

つい「流行り」というものには流されてしまいがちですが、確固たる信念のもと日本犬・秋田犬をブリーディングされて、日々向き合っていらっしゃるのだなと感じました。

モフモフ秋田犬配信中！

竜華苑のYouTubeでは「毎日モフモフ成長記録！」としてLIVE配信や、秋保展覧会の様子が配信されています。

子犬たちの何気ない日常や、多田竜美ブリーダーと触れ合う姿は「可愛い！！！！」の一言では収まりきらないほど可愛く癒しをくれます。

YouTube内でも「疲れた時のこれ1本！」とショート動画から通常の動画まで沢山アップされているのでぜひのぞいてみてください。

動画を見た私たちも、とっても癒されました！

チャンピオン犬のご紹介

多田竜美ブリーダーは展覧会で沢山の優秀な秋田犬を作出しており、その中の一部分にはなりますがご紹介させていただきます。

なぜこの犬種・秋田犬だったのか

幼少の時に、秋田犬を飼っていたことお話ししてくださりましたが、もう一つの理由として週刊少年ジャンプに連載された「銀牙」という漫画も秋田犬をブリーディングする1つの要素だったそうです。

筆者自身は取材時に銀牙がぴんと来なく今度読ませていただきますとお話したのですが、調べて絵を見たところ「あっ！見たことあるぞ！」と思いました。

是非、「銀牙」と検索してみてほしいです。

そんな銀牙の主人公「銀」は熊犬（熊狩りを目的とした狩猟犬）で、良質な熊犬の毛色とされている虎毛（銀色）なのが特徴の秋田犬。

多田竜美ブリーダーはその虎毛の銀のカッコよさ、虎毛の子が欲しいと思ったのがきっかけになり小学校のころに虎毛の秋田犬を飼うことになったそう。

その時にお譲り主のご夫婦から「秋保の展覧会に来てみないか？」と言われ展覧会に見に行ったのが今の秋田犬の専門ブリーディングという形になっていったそうです。

秋田犬・日本犬の特徴

秋田犬を専門に扱う多田竜美ブリーダーに、秋田犬の特徴を3つお伺いしました。

1. 日本犬(たち耳)の中で一番大きい
2. 昔は気性が荒かったが今は大人しくなってきていて飼いやすくなった
3. 主人にとても忠実

とのことでした。

日本犬とはまず古くから日本に住んでいる犬の総称であり、秋田犬を含む日本犬（秋田犬・甲斐犬・紀州犬・柴犬・四国犬・北海道犬）を指し1971年に純血種が途絶えてしまった越の犬を加えた7種が国の天然記念物に指定されています。

その他の日本犬種は、県や特定の地域に以前から生息する犬(地犬)がおり、天然記念物に指定された7種以外にもかつては各地に数多くの地犬が存在したそう。

調べると沢山の日本犬種が存在しており、中には既に絶滅してしまった日本犬種も数多く、また純血種としてではなく他の犬種と掛け合わせたものが生存している場合があることも確認されているようです。

日本犬の特徴である「素朴・忠実・勇敢」「ピンとした三角のたち耳・クルっとしている巻尾（もしくは差し尾）」というのを体現しているともいえる秋田犬。

そんな秋田犬というワードを聞いて思い浮かぶのは「忠犬ハチ公」ではないでしょうか？

多田竜美ブリーダーも特徴の１つとしてあげてくださっている「主人への忠実性」。

主人に忠実な家庭犬の品種として広く知られておりますが、知らない人や犬とのスキンシップはあまり得意ではないかな、と多田竜美ブリーダーが教えてくださいました。

忠実、という面から番犬として優れている秋田犬でもありますが、扱いずらかったり気難しいという訳ではないとの事です。

人間と同じで、しっかりと愛情をそそぎスキンシップを適度にとって育てていくと、主人に対して忠実ないい子に育つと仰っていました。

大型犬=力が強く、危険=秋田犬とは思ってほしくないとも仰っており、日本犬としての秋田犬をしっかりと理解した上でスキンシップを取ればとても飼いやすい犬種であるとのことでした。

もう1つの特徴として多田竜美ブリーダーもあげていただいていますが日本犬の中で唯一の大型犬になり胴体、肢、吻はがっしりとしていて体高に比べ体長はやや長めとなります。

ダブルコートの体毛で、耐寒能力に優れるので室外でも飼育は可能です。

また海外でも人気は根強く、古くはヘレン・ケラーへ2頭寄贈されているところから始まり、大相撲白鵬翔へ贈られ、最近では平昌五輪フィギアスケート女子金メダリストのアリーナ・ザギトワさんへの「マサル」が話題にもなりました。

秋田犬を飼育するポイント

初めて秋田犬を飼う人、初めてではない人も含め多田竜美ブリーダーに秋田犬を飼育する際のポイントをお伺いしました。

1日の散歩量

理想としては「朝晩30分ずつ」とのことですが、気候によっては長時間暑いところでのお散歩は秋田犬自身もお散歩が嫌になってしまいます。

天気や秋田犬自身の状態も含めて1日忙しくても朝晩15分の2回はお散歩へ連れて行ってほしいと仰っていました。

おすすめのエサに関して

多田竜美ブリーダーが実際にブリーディング中に使用されているのが「ロイヤルカナン」との事。

実際はロイヤルカナンのゴールデンレトリバー用に他のエサも混ぜて使っているそうで、コスト面や栄養面で考えると一番いいかなとのことでした。

なぜゴールデンレトリバー用かとお伺いすると、秋田犬用がない、ということもあるのですが、ゴールデン用は皮膚のデリケートな犬用に特化して作られてます。

さらに、脂肪分が抑えられていることから秋田犬にも適していると仰っていました。

そして日本犬全般に言えるのが、カロリーが高く脂肪分が多いエサはあまり好ましくありません。

皮膚病の原因になりかねない為、ペットショップ等で購入される際も気を付けて選んでいただければ、今は良いドックフードがたくさん出ているのでロイヤルカナン以外でも大丈夫ですとのことでした。

飼育環境について

日本の住宅事情の兼ね合いで、秋田犬に限らず現在は室内飼いがほとんどになるとのことでしたが理想は「室外」が良いかなとのことです。

今の日本や世界では異常気象もあり室内でもいいかなと仰っていましたが、室内で飼う場合は環境に合わせていただき、「湿気」に弱いので湿度に気を配り、皮膚病に気を付けて下さい。

秋田犬に限らず、出来る限りの環境を整えた上でワンちゃんが安心して暮らせるように迎えてあげたいですね。

換毛期の適切な処理方法

多田竜美ブリーダーに換毛期についてをお伺いしたところ、毛は抜けやすいとの事でした。

処理方法としてはシャンプーをして毛を洗い流し、ブラッシングで取り除くようにしてください。

その際の実際に多田竜美ブリーダーが使われているのが「プラッシュパピー」というシャンプーだそうでシャンプーの頻度は月１回程度で充分とのことでした。

初めて飼う方にも心強い情報ですね！

また秋田犬のトリミングに関しては、カットの必要はないですが一般家庭で乾かし毛を掃除するのは時間がかなり要するとのこと。

その為サロンで爪切りや耳掃除もお願いしてトリミングをしてもらう方が多いそうです。

多田竜美ブリーダーも仰っていましたが換毛期は特に、サロンでやってもらった方がいいですよとお勧めしてくださいました。

これから秋田犬を飼育する方へ伝えたいこと

秋田犬の特徴の中でも多田竜美ブリーダーが仰っていましたが、秋田犬は日本犬の「ワンオーナードック」とも呼ばれるように、他の犬種よりはフレンドリーではなく心を通わせた主人以外の人や犬とはスキンシップもあまり得意ではないとの事。

日本の民族性上、多頭飼いをすることが少ないのもスキンシップが得意ではない理由の1つでもありますが、小さいうちから色々な環境・人・犬と触れ合わせて社交性を身につけさせてほしい、と多田竜美ブリーダーは仰っており、洋犬種とは違い日本犬を飼う上で難しい点でもあるのことでした。

ただ、どの犬種でも同じでしっかりと理解し愛情を注いで色々なスキンシップを取ることでいい子に育っていきますと教えていただきました。

更にお引渡しの際にも多田竜美ブリーダーからお伝えしているそうですが、子犬が寝ているときに可愛いからと言って触ったりしないでほしいとの事です。

人間も寝ているときに何かされたら嫌なのと同じで、神経質な状態や噛み癖がついてしまう恐れがあるとのことでした。

秋田犬自身が起きている時は大いに遊んでもらって、スキンシップを取って構わないそうなのでメリハリをつけて遊んで食べて、寝させてあげてほしいです。

次に、秋田犬を飼うのに向いている人はどんな人か、どんな環境かお伺いしました。

一言、「日本犬をこよなく愛してくれる人」とのことでした。

海外での日本ブームもあり、海外の方は日本人以上に日本の物を大事にしてくれているところを見てきている多田竜美ブリーダー。

犬を飼うということをしっかりと理解し、長い目でみて日本犬を大事にしてくれる人が飼ってくれれば非常に喜ばしい事ですと仰っていました。

可愛いから、という理由のみでは飼わずしっかりと日本犬の性質を理解しお迎えしてあげたいですね。

見学方法・問い合わせ方法

見学は直接やLINEのビデオ通話が可能です。

是非、日本犬をお探しで秋田犬に興味がある方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか？

多田竜美ブリーダーの評判・口コミ

北海道函館市で活動している多田竜美ブリーダーの実際の口コミや評判です。

竜華苑へのアクセス

函館空港から車で10分以内の位置にあり非常にアクセスのいい場所にあります。

もしご見学でタイミングがあった時は多田竜美ブリーダーがお迎えに来て下さるそうです。

お問い合わせのタイミングで一度相談してみましょう。

多田竜美ブリーダーは評判通りのブリーダー！

今回は北海道函館市で評判の多田竜美ブリーダーを取材させていただきました。

取材を通してとにかく多田竜美ブリーダーは「日本犬」に対する愛を感じ、しっかりとした知識を持っていればどの犬種でも安全かついい子に育つよと改めて教えて頂きました。

秋保の展覧会でも常に優秀な秋田犬を作出しており、お引き渡し後のアフターフォローも含めご縁があった際はお任せくださいとのことでした。

秋田犬に限らず、日本犬の事、他の犬種の事、様々な事をお話してくださいましたが、やはり人間同様きちっと最後まで面倒を見て愛情を注ぎ理解することが大事であると仰っていました。

さらに、日本人として日本犬を好きになってくれて理解してくれる人が1人でも増えていったらいいなと最後にお話ししてくださいました。

ワンオーナードックとも言われ、主人に忠実な秋田犬。

しっかりと犬と向き合い、愛情を注ぎ理解する。

改めて、メリハリをつけて接し、しっかりと理解をすることが大事だと確信しました。

またホームページ上では多田竜美ブリーダーの手作りの運動紐が販売されています。

1本1本手作りだから時間はかかってしまうと仰っていましたが、色のバリエーションも多く犬を飼っていないのにほしい！と思ってしまいました。

多田竜美ブリーダーはお話していてもとても気さくで話しやすい方だったので、是非質の良い秋田犬をお探しの方、運動紐をお求めの方は是非お問い合わせしてみて下さい。