【徹底調査】サブスクプリンター|使用枚数で比較!定額刷り放題の評判

記事作成日:2018年09月19日
記事更新日:2023年11月12日

自己紹介

無数に存在するフェイク情報。これを正すべく不定期で記事を作成しています。とにかく嘘の情報を根絶したい。

複数のフランチャイズ開発やクラウドファンディングに携わり、独立や労働についての見識はある程度心得ています。

私は以前からインク・トナー代がなぜこんなにも高いのか、モノクロとカラーで価格がこんなにも違うのか、疑問に思っていました。

黒と他の色でインクやトナーの原価に差があるわけがない、なにかカラクリがあるはずだ。

そこで徹底的に調べてみることにしました。

現在ではサブスク(定額)プリンターサービスや、リース、レンタル、購入など自社自分にあった契約方法があります。

その中でもサブスク(定額)プリンターサービスを中心に記事を書きます。

多くの企業が参入している業界で、どこのサービスを利用するのが自社にあっているのか。これを比較形式でまとめ、利用状況に応じての回答を作りましたので、ご参考になさってください。

結論

忙しい方は先に私の結論をご覧ください。

毎月5,000枚以下なら
『ウルトラプリントサービス』

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

毎月5,000枚以上なら
『プリント革命』

料金★★★★★
契約期間★★★★☆
訪問サポート★★☆☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★★★★☆

短期間、個人宅での利用なら
『ウルトラプリントサービス』

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

レーザープリンターなら
『ウルトラプリントサービス』

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

昨今の印刷コスト

定額プリンター

リースのプリンター料金はどうなってる?

私が今まで勤務、常駐してきた会社では大型複合機のリースや、卓上に置けるサイズのプリンターなど一通りのプリンターに触ってきました。

リースの場合は、毎月リース料金+カウンター料金というものが発生し、印刷枚数によりカウンター料金が変動します。

当時使用していたものはモノクロ1枚1円、カラー1枚10円。これは相場のちょうど平均価格のようでした。

中にはもっと安く利用できる場合もあるそうですが、今でもカラー1枚20円で印刷している会社も少なくないようで、この相場を知っているかどうかで交渉素材になるかと思います。

購入のプリンター料金はどうなってる?

購入の場合、一番安いインクジェットプリンターの本体価格が5,000円~と安価に用意されており、用途に合わせて機能を選ぶことができます。

しかし、メーカー純正品のインクを使用しているとあっという間に本体価格を超えてきます。

7,000円ほどで購入できるプリンターの純正インクの値段を調べてみたところ、4色で4,000円でした。

1回交換したらもう本体価格に届いてしまいます。

おまけに印刷できる枚数も少ないので(印刷内容にもよりますが1,000枚もつかどうか)、印刷コストがかさんでしまい、印刷枚数が多い場合は全く使い物にはなりません。

リサイクルインク、互換インクといった純正インクよりも安くに購入できるインクを使用することでコストを抑えることができますが、こちらは安かろう悪かろうなことが多く、場合によってはリサイクルインクを使用してすぐに不具合発生→故障という最悪のシナリオも珍しくありません。

リサイクルインクだけど高品質!…と謳っていても、使用するまではインクの品質を見抜くことが難しく、故障を未然に防ぐことはできません。

一度使用して問題ないからと同じ販売店から購入したとしても不具合が起きてしまえば最後、復旧する可能性はかなり低くなります。

純正品のインク以外を使用しての故障に関しては、メーカー保証の対象外になり、新しく本体を買えてしまうような修理費を請求されることになります。

例えば15,000円のプリンターの修理費が18,000円…など。

自力でコストを下げるためには相応のリスクが伴うんですね。

サブスク(定額)プリンターの登場

レーザートナーやプリンターインクがこれほどまでに高いのは日本だけだとご存知でしょうか?

海外は日本とは逆で、本体が高く、トナーやインクは非常に安いのです。

そんな日本にも高い印刷コストを適正化しようとする企業が登場しました。

サブスクプリンター(定額制の刷り放題サービス)の登場です。

毎月定額の使用料を払うことで、モノクロ・カラー問わず何枚印刷しても追加料金なし。

トナーやインクは無料で発注可能、コピー用紙さえ用意すれば他に用意するものはありません。

さらに、故障しても無料で修理・交換が可能とのことです。

この素晴らしいサブスクプリンターサービスについて、詳しく書いていきます。

主なサービス内容
  • 月額定額で刷り放題
  • カウンター料金なし
  • 用紙は自分で用意
  • 故障時は無料で交換可能

サブスクプリンターのメリットデメリット

プリンターサブスク

とても魅力的なサービスに見えるサブスクプリンターサービスですが、具体的なメリットやデメリットについて先に理解します。

「大型複合機リース」と「サブスクプリンター」との比較でご紹介いたします。

大型複合機リースと比較

ますは大型複合機と比較した際のメリットとデメリットをご紹介いたします。

印刷コスト

すでに説明しましたが、まず大きなメリットとなるのは、毎月の料金が定額になることです。

大型複合機のリースでは、印刷すればするほど印刷コストがかさみ、カラーを多く印刷するとさらにコストが上がってしまいます。

サブスクプリンターサービスでは、その名のとおり印刷コストは常に固定されており、変動することはありません。

コストを気にせず印刷できるので、ストレスフリーに業務を行えるというのもポイントのひとつですね。

年間の予算を立てるのも容易なので、印刷枚数が多い場合は多くのメリットを得られることになります。

つまり「印刷コスト」を追求する場合は、サブスクプリンターに軍配があがります。

保守サポート対応

サブスクプリンターサービスは電話やメールでの対応が多く、プリンターの設置や交換は自分で行わなければならないこともあります。

機器交換は無料でも訪問修理は有料の会社もあるので、契約前に確認するポイントのひとつですね。

大型複合機リースの場合は、保守サービスに加入することが前提なので、訪問メンテナンスや修理に関して別料金が発生することはありません。

即日対応できることもあるくらい対応も早く、オプションで土日や夜間の対応を行っている会社もあります。

リースに慣れている方は、保守スピードなどのギャップを予め把握しておく必要がありそうです。

経験上、大型複合機リースの訪問メンテナンスは柔軟かつ迅速な場合が多く、知識も豊富でPCやネットワーク周辺についても心得があります。高い料金を払っている分、サポートも手厚いイメージです。

つまり「保守サポート」を追求する場合は大型複合機リースに軍配があがります。

利用機種のスペック

実際に利用する機種のスペックには明確な差があり、大型複合機はスピード、品質がかなり高いです。

これはメリットではありますが、オーバースペック(スペックが必要以上に高い)であることもあります。

例えば、「社内で使用する資料であったり、大量に配るためのチラシである場合、そこまで高いクオリティは求めてないので、ある程度の品質で価格を抑えたい。」ということはよくありますよね。

スピードや品質が必要な場合は大型複合機、それ以外はサブスクプリンターという使い分けをすることで、印刷コストの最適化をすることができるので、現在リース中で解約できないという方も積極的に導入の検討をしてみることをおすすめします。

サブスクプリンターサービスでは市販されているプリンターを使うことになりますが、近年の卓上プリンターは従来に比べ性能も上がっているので、一概に低スペックと決めつけるのはやめましょう。

つまり「機種スペック」は、高いのは大型複合機だが、用途に合っていればサブスクプリンターでも問題ない。となります。

家庭用プリンターなどの購入との比較

自分で購入する場合のメリットは、コストを最大限抑えることができることです。

最も安いリサイクルインクを使用することで、サブスクプリンターサービスよりも安くなることがあります。

ただ、これには大きなリスクも伴います。

リサイクルインクは純正インクと違って安価な分、不純物が混入しているためインクが詰まり、かすれの原因になります。

また、リサイクルインクを使用することで、故障した際のメーカー保証を受けることができなくなってしまいます。

その度、本体代を購入するコストや手間が発生してしまうので、印刷コストをせっかく抑えたのに、結果的に最もコストがかかってしまった。なんてことも十分考えられます。

またサブスクプリンターより安くなるのは、月間の印刷枚数が極端に少ない場合のみ(月300枚など)に限定されているので、そもそも印刷枚数が一定以上ある場合はサブスクプリンターを利用するのがベストでしょう。

サブスクプリンターは良質なインクを安定供給してくれるので、万が一の故障や、経年劣化による本体交換が発生した場合でも追加料金はかかりません。

最後に「短期利用を目的とした場合」です。数日〜数週間の利用に限定されている短期利用では、購入してしまうと手元にプリンターが残ってしまい、処分に困ったという声をよく聞きます。

サブスクプリンターでは短期利用にも対応している会社があるので、短期利用の場合はサブスクプリンター一択だと私は思います。

サブスクプリンターの徹底比較開始

今回、調査と比較を行うのは以下の4社です。

  1. ウルトラプリントサービス(株式会社ウルトラ)
  2. スリホ(株式会社C-mind)
  3. プリント革命(株式会社シー・コネクト)
  4. インクフリー(株式会社TGS)

結果的に全て無料お試しを利用して比較しました。それぞれの特徴と感想を書いて結論へと進みます。

無料お試しとは

無料で数日~2週間程度利用して使用感を確かめることの出来るサービス。問題なければそのままレンタル開始。気に入らなければ着払いで返送。

ウルトラプリントサービス(株式会社ウルトラ)

業界最王手であるウルトラプリントサービスは、サブスクプリンターサービスのパイオニアとして業界を牽引している存在です。10周年を迎えるとともに、累計7,000台以上の導入実績。

代理店も全国展開しており、拠点数は300以上。

日本の高すぎるカラー印刷コストを適正化するべく運営を続けています。

サービス情報

本社東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング5F
群馬支店群馬県高崎市問屋町西2-2-2 ベルコートⅥ 1F
仙台支店宮城県仙台市青葉区国分町1丁目4-9 enspace3F
URLhttp://www.ultraprint.co.jp/
問い合わせ0120-954-257
TEL03-6205-7757
支店全国に300以上
価格6,000円~25,000円
訪問設置あり
訪問保守あり
契約期間1ヶ月から
(最短1日から可能)
お試しレンタルあり

まず最初に選んだのはウルトラプリントサービスから。忘れないネーミング。フリーダイヤルから問い合わせ。サービスを伺いたいと伝え、サービス詳細を聞きます。

担当者に「インクもこの月額料金に含まれていて使い放題なんですよね?」と何度も確認しました。

返答は「間違いありません。無料です。用紙のみご用意ください」

今のところ素晴らしいサービス。あとはこの安さにカラクリがないか。

状況を伝え、機種を絞り込んでA4のインクジェット複合機(UP-H-A4)をお試しレンタル。

このUP-H-A4とは、ウルトラプリントサービス内での名称で、実際はHP(ヒューレット・パッカード社)のプリンターです。製造しているわけではありません。

弊社は千葉の会社ですが翌日にプリンター到着し、夕方に作業員の方が設置に来てくれました。

「今まで何台も購入してきたので設置なんて出来るよ」と思っていましたが、

プリンターの横にインクケースがついており、そこからホースで本体内部にインクが供給されていました。

これには驚きです。自分での設置は難しそう。

それでも、作業員の方は箱からプリンターを取り出してから10分ほどで設置を終えていたので、既にセットアップはされていたと推測します。

どうしても行けないエリアのお客様には電話サポートをしながら設置するそうです。つまり簡単だということでしょう。

ついでに厄介なドライバーインストールもPC5台分行っていただき、小一時間ほどで完了。

外出中の社員のPCには翌日私がインストールしました。

使用した感想はこれといって問題ありません。純正インクでないことは確かなので、印字不良や故障が心配でしたが純正を使っている時と同じような仕上がりです。

目で見て問題なければ問題なしです。

これまではインクカートリッジを付け替えてきましたが、このプリンターは横についているインクタンクにインクを補充すればそれでOKとのこと。

500mlも入っているボトルを4色分渡されました。

500ml…凄まじい量です。きっと純正インクだとウン十万分でしょう。目安としてはA4用紙1万枚ほどは印刷可能とのこと。少なくなったら電話かFAXで注文すれば当日or翌営業日に発送してくれるそうです。

一週間無料使用して、社員の感想を聞いても不満はなかったので、契約することに。

契約期間が1ヶ月~の自動更新のため、先述したとおりペーパーレスが実現した場合でもすぐに解約出来るので違約金の心配もありません。

ウルトラプリントまとめ
  • 業界最大手
  • 契約期間の縛りなし(いつでも解約できる)
  • 訪問設置、セットアップで楽
  • 不具合発生時は最寄りの支店から駆けつけてくれる
  • 故障の場合は本体を無料で送ってくれる

プリント革命(株式会社シー・コネクト) 

プリント革命

互換インクメーカー「プリント革命」がサブスクプリンターへ参画。持ち前の互換インクを駆使して、安価なサブスクプリンターを展開しています。

必要最低限のプランにしぼることで、ユーザーのニーズに応えたサービス内容になっています。

サービス情報

本社東京都千代田区東神田1-16-7
東神田プラザビル4F
URLhttps://printing.ink-revolution.com/
問い合わせ0120-479-312
支店なし
価格8,000円~30,000円
訪問設置なし
訪問保守なし
契約期間1ヶ月から
(最短1日から可能)
お試しレンタルあり

ウルトラプリントサービスに次ぐネーミングのプリント革命。ユーザー目線に立った契約期間なしというのが高評価。

サービス内容は他社と同じですが、取扱機種に少々差がありスペックが向上しています。

ただ、月額料金も業界の中で最も高い水準です。

プリント革命のオススメする機種は月額25,000円なのですが、これは割安の大型複合機と同じくらいの料金です。ちなみに製造はしていません。エプソンやブラザーの機種です。

訪問設置や訪問保守サービスは一切行なっておらず、故障した場合は電話でのサポート。電話で復旧しなかった場合は代替機を郵送するとのこと。

インク補充についてはウルトラプリントのように大容量インクタンクではなく、追加注文をすると従来の互換性カートリッジが送られてきます。補充式ではありません。

プリンターのスペックや耐久枚数が多いので毎月大量に印刷(月5,000枚以上)するオフィスには適していると思います。ただ、故障時に来てくれないのはやや不安ではあります。

7日間の無料お試しを経て契約か否かを連絡するのですが、利用者側から連絡をしないと自動的に本契約に移行してしまうシステムになっているようで注意が必要です。

ホームページを見てみると3ヶ月未満の解約の場合は、3ヶ月分の料金が発生するとのこと。

契約期間の縛りはないのですが、実質3ヶ月縛りということになります。

プリント革命まとめ
  • 契約期間の縛りは最低3ヶ月(いつでも解約できる)
  • プリンタースペック高め
  • 月額料金高め
  • 交換設置を行うのは手間

スリホ(株式会社C-mind)

無料スーツレンタル「カリクル」などの多角的にサービスを展開している株式会社C-mindが運営する「スリホ」は、2013年からサービスを展開しており8年の歴史を持ちます。

ウルトラプリントサービス同様、販売パートナーを募集しています。

以前、調査した頃と比べてプランの種類が減少しているようです。

サービス情報

本社東京都新宿区大久保2-5-23 新宿辻ビル10階
URLhttps://suriho.co.jp/
問い合わせ0120-801-306
TEL03-6861-2885
支店なし
価格8,000円~39,800円
訪問設置あるようでなし
訪問保守あるようでなし
契約期間2年~
(期間内解約は40,000円の違約金あり)
お試しレンタルあり

同じように電話で問い合わせ、サービス内容を確認。ウルトラプリントとほぼ同じです。

大きく異なるのは契約期間。2年間の縛りは少々長いかと。大型複合機のリース契約をしないのは契約期間を気にしてのことだったので残念です。違約金も40,000円と厳しい。

お試しレンタル可能ということで、お願いしたプリンターは(ZH-2214)を選択。こちらもウルトラプリントと同じくスリホ内での呼び方。実際はエプソンのインクジェット複合機です。製造はしていません。

設置を期待していましたが、郵送で送るのでマニュアルみながら設置してくれとのこと。わかなければ電話でサポート。おそらく全国同じような対応かと思われます。ホームページには訪問するような書き方だったので直してほしいです。

壊れても無料で交換してくれるならそれでOKです。と、思っていましたが3日目にして故障。カートリッジ系のエラー。交換無料でも作業が頻繁に止まってしまっては意味がありません。

「本体をすぐに送ります!」とのことでしたが、再度設置してドライバーインストールするのも手間だったため返送してキャンセルしました。

一週間無料レンタルで契約→故障が頻発→解約希望→違約金発生…という残念な構図が見えてしまいました。

設置や保守の訪問に関しては、特定のユーザーにのみ行っているような感じでした。どうしてもというならば行きます。という印象。

スリホまとめ
  • 品質が低いのに2年間の契約期間は酷
  • 交換設置を行うのは手間
  • レーザー機種は豊富だが、定額制ではない

インクフリー(株式会社TGS)

定額プリンター_インクフリー

あらゆるプリントシーンを最適化することが「インクフリー」。他のサービスが定額化しているなら、印刷コストも定額にできないわけがないと、印刷コストの定額化の浸透に力を入れています。

サービス情報

本社
東京都新宿区西新宿6-18-1
住友不動産新宿セントラルパークタワー19階
URLhttps://inkfree.jp/
TEL03-5333-0381
支店不明
価格10,395円~20,680円
訪問設置なし
訪問保守なし
契約期間1年〜
(期間内解約は残月数分の違約金)
お試しレンタルあり

最後はインクフリー。4社目にもなれば私も慣れたものでサービス内容はパパっと理解。プリント革命と同じ軽いサービスで、設置なし、保守なし全て自分で行うというもの。

契約期間は1年間の自動更新で解約の場合は残月数分を支払い。金額と期間は違えどスリホとほぼ同じです。

機種は3機種と少なく、必要最低限のラインナップです。お試しレンタルで使用したのは「Business」という機種ですが例によってエプソンのプリンターです。製造はしていません。

届いたプリンターを開けるとこれまたスリホと同じでタンクはついていません。カートリッジがなくなったら電話して送ってもらう。

他社のサービスと一緒なので特に書くことはありません。

結論「自分にあったサブスクサービスを使うべき」

ここまで各社の調査を行い、特徴を紹介してきました。

その中でわかったことは、ユーザーのニーズにマッチングした会社を選ぶのが、一番お得で便利にサービスを利用できるということでした。

会社や個人、プリンターは様々なシーンで利用されているので、求めることが異なります。

印刷の枚数、品質、使用期間によって、機種や料金、サービスなどを見極める必要があります。

私が考える4つのニーズに合った会社を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

毎月5,000枚以下なら
『ウルトラプリントサービス』

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

記事にもあるとおり、弊社は毎月自動更新いつでも解約可能のウルトラプリントサービスで契約しました。

価格も使い放題で15,000円(税別)と安く、それでいて故障時は電話一本で駆けつけてくれます。

弊社の月間印刷枚数は約3,000枚、多い時で5,000枚を印刷しますが、特に遅いとも感じず、テスト印刷を気にせず出来ることに従業員も喜んでいます。

設置・保守訪問サービスも付いて契約期間は基本1ヶ月の自動更新。

違約金なし。

おまけに金額は4社の中で最も安い。

イベント期間だけの短期レンタルも可能。

枚数少なめ1,000枚以下の場合はライトプランがあります。

私の会社も印刷の少ない別拠点があるので、そちらでもお世話なろうと思っています。

ユーザー目線に立てており、サービスに自信があるから契約期間も設定していないのだと感じました。

月間印刷枚数5,000枚以下のオフィスはウルトラプリントサービスで決まりです

毎月5,000枚以上なら
『プリント革命』

料金★★★★★
契約期間★★★★☆
訪問サポート★★☆☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★★★★☆

月間印刷枚数が5,000枚を超える場合はプリント革命がおすすめです。

プリント革命の提供するプリンターは他の3社よりも1段階上のスペックで大量印刷に強いです。料金はやや高めですが、それだけの枚数を25,000円(税別)で使えるのであれば十分お得でコストダウンにも繋がるはずです。

こちらも解約はいつでも可能なので、大量印刷の分野においてはサービスに自信があるのだと思います。

注意しなければならないのは訪問設置や保守が無いということ

大量印刷するということはプリンターが止まると業務に支障がでますが、プリント革命には訪問サービスはありません。郵送されてくるのを待つのみです。

無料トライアルを行う場合は、自分から連絡しないと自動的に本契約に移行してしまうことにも気をつけてください。

短期間、個人宅での利用なら
『ウルトラプリントサービス』

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

短期間のイベントや建設現場、受験期間の利用など、プリンターが不必要になるタイミングがわかっている場合は、こちらもウルトラプリントサービスをおすすめします。

契約期間の縛りがないのもそうですが、審査がなく個人へのレンタルも行っているので、非常に始めやすいのがいいですね。

個人利用の場合、プリンターに詳しくないと頼れるのは契約した会社のサポートのみです。

ウルトラプリントサービスは訪問設置もそうですが、サポートデスクに連絡すれば待たされることなく繋がるだけでなく、ドライバーのインストールなどもこちらのペースに合わせて教えてくれます。

機械に疎い方でも安心してレンタルできますね。

レーザープリンターなら
『ウルトラプリントサービス』
(強いて言えば)

料金★★★★★
契約期間★★★★★
訪問サポート★★★☆☆
初期費用★★★★☆
大量印刷★☆☆☆☆

レーザープリンターを利用するならウルトラプリントサービス!というほど、おすすめできるのかは未知数です。

ただレーザープリンターのプランが豊富だったのがウルトラプリントサービスでした。

ホームページをよく確認すると大型複合機へも精通しているようで、リースかレンタルかユーザーニーズに合わせた提案をする力がある会社だと思います。

リースをすべき人がレンタルしかない会社へ問い合わせしてしまったら最悪ですよね。

自分に適したものがまだ見極められていないのであれば、プランが豊富で提案力のあるウルトラプリントサービスに問い合わせするべきだと感じました。

料金定額のサブスクプリンター、インク使い放題業界を調べてみて

おすすめしている2社に共通していることは『いつでも解約が可能』ということ。

そもそもこの使い放題のサブスクプリンターはリース複合機と同じ契約形態には向いていません。

市販されているプリンターとは桁違いの性能を誇る大型複合機だからこそ契約期間が成立するのです。それは本体価格が100万円以上だから。

その代わり超ハイスペックのプリンターを使えます。これを1ヶ月で解約されてしまっては提供側が疲弊してしまいます。

このことから【スリホ】と【インクフリー】の設ける契約期間はユーザーの健在ニーズを汲み取れていないと感じます

市販されているプリンターに契約期間を設けて違約金も取る。これには個人的に賛成は出来ません。数百万のプリンターなら話はわかりますけどね。

契約期間なし。というのは必須条件です

今回は4社を比較して結論を出しましたが、同じ形態のサブスクプリンターを複数見つけました。

どれも謳い方は同じで、サービス内容も同じ。設置・訪問保守なし、電話でサポート。契約期間はだいたい半年~1年。創業年度やドメイン年齢を見るとここ2~3年で始めた企業が多いようです。

全国対応で設置・保守訪問を可能にするのは確かに難しいと思いますが、ウルトラプリントサービスは支店が全国に300以上あるということで実現したようです。

検証結果は以上となりますが、プリンターインクの値段は冷静になって考えるとありえないほどに高く、今でも価格を下げずに売っている。すごい商売だなと思います。

プリンターは手頃な値段ですがインクが高い。そこで利益をとる。どこか悲しさを覚えます。

プリンターを製造して販売するような大きなメーカーさんは、ある程度利益率を犠牲にしてでもユーザーに信頼され感謝された方が明らかに伸びると思うのですがどうなのでしょう。

サブスクプリンターの存在を知っているかどうかで、印刷コストへの印象は大きく変わると思います。

私はペーパレスが実現するまではサブスクプリンターを使いますので、二度とプリンターを購入することはないですが、多くの人がこのことを知って、業界が変わっていくことを願うばかりです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

アマゾンでインクの値段を確認してみて下さい。衝撃を受けます。


Canon 純正 インクカートリッジ5色マルチパック




3件のコメント

ちょうど検討していたので、参考になりました。プリンター業界は意外と闇ですね。

旅行しか趣味がない さん
コメントありがとうございます。インクの原価を調べようと思いましたが、怖かったのでやめました。(笑)

超参考になりました。というか問い合わせしました。確かに良いサービスですね!個人的にはこの定額サービスのプリンター本体の比較やおすすめがあると迷わず済むなと、、、希望です(笑)

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