【下手でも勝てるFX】820日目報告|負けてしまう人(過去の私)の特徴と脱出

FXスワップ運用820

目的と概要

当ブログの目的は、初心者でも、下手でも、時間がなくても、誰でも利益を積み上げるトレード手法を作り出すことです。

トレードに必勝法は存在しませんが、必敗方(それをやれば確実に負ける)は存在するため、その逆を行うことで理論上「負けることができない手法」「負けたくても負けられない手法」を作れると考え検証を開始しました。

検証は2018年12月26日から。

Twitterではポジション状況や約定履歴をアップしています。

各記事の冒頭部分は初めて訪問いただいた方向けに同じ内容となっています。
読者様のスクロールを軽減するために折り畳んでいますので、初めての方は以下をクリックして展開をお願いいたします。

ただ一つ。プラスでは決済せず、マイナス時にのみ決済する。

FXトレードにおいて重要視されるロスカット。

ロスカットの役割は、損失を確定させ(失敗を認め)マイナスポジションを整理することです。

主に予測とは反した値動きが発生した際に、損失拡大を食い止める意味で使われます。とても重要なものです。

その重要度を理解したうえでロスカットをしない手法を作り出します。

難しいからです。

利確とロスカットの価値は同じでも、その難易度はロスカットの方が高いと考えています。

根拠は経験からです。

FXには損小利大という格言がありますが、全く逆の「損大利小」を行ってしまうことが多々あります。原因は以下の2点。

1.損失を認める(資産が減る)恐怖から逆転の可能性に賭けてしまう
2.折角生まれた利益がマイナスに転じてしまう恐れから早めの利食い

補足として、ポジティブとネガティブは後者の方が遥かに強いという研究結果も確認されており、この損大利小現象は本能的なもので訓練しなければ不可避だと思います。

ロスカットの上手い方は高確率で勝てるはずです。

言うのは簡単、実行は難しい。

ロスカットをせずにマイナスポジションを放置することを「塩漬け」と呼んだります。

見た目上は当手法も塩漬けと言えます。

しかし、ただ単に損失を確定させたくないから塩漬けにするのと、塩漬けを想定した戦略とでは大きく意味が異なります。

本件における塩漬けとは「超長期戦」です。

検証中の手法をご説明します。

1.証拠金維持率は1500%を割らないように

2.エントリーはスワップを獲得できるポジションのみ

3.ロスカットはしない

この3つのみ。これで負けようにも負けられない状況になりました。

ルールは3つですが、検証中に小さな検証を重ねて得た、より優位性を保つための策が複数あります。策全てをまとめた解説用記事を作成していますので少々お待ちください。

完成次第内部リンクを設置します。

スワップの資産運用を主体として当初は運用していましたが、2020年初頭のコロナショックを起因とした米国金利引き下げの影響でスワップは激減しました。

伴いまして、スワップを意識しつつトレード主体の運用へと切り替えました。

オシレーターのRCIと、プライスアクションのピンバーを使ったトレードにて月間獲得pips800〜1000を維持しており、結果はでている状況です。

獲得pipsだけで見ると超級プレイヤーですが、1度のエントリーロットは0.1Lotと極小なので利益額は威張れるものではありません。

あくまでも『ロスカットをしない手法の検証中』なので、手法完成までロットを上げる予定はありません。

本日の報告書提出

2021年3月22日の口座状況をスクリーンショット

FXスワップ運用

現在資金:6,473,862円 △473,862円

FXによって資金が473,862円増えた。

(スワップで90,923円増やしました)

(トレードで382,939円増やしました)

※開始資金:2,000,000円
※累計追加資金:4,000,000円

Twitterに現在のポジション一覧をアップしました。

USD/JPY ドル円 ロング

現在25ポジ。

かれこれ2週間近くドル円を触っていない気がします。

高値圏で充電されてしまうと、打ち手がありません。

スキャルピングが得意な方は、かなりの狩場なのでしょうか。

EUR/USD ユーロドル ショート

現在19ポジ。

レンジのような雰囲気なので、1ポジ決済しました。

CHF/JPY スイスフラン円 ショート

現在3ポジ。

追加でショートを2つ追加しました。

116.000まで一旦下がってくれると良いのですが、のんびり待ちます。

GBP/USD ポンドドル ショート

現在3ポジ。

静観しています。

AUD/USD 豪ドルドル ショート

現在2ポジ。

静観しています。

何故負けるのか!?

私の約3年前は負け組のエリートでした。

負けさせたら右に出るものはいなかった。

仕事をしながら他のキャッシュフローを構築したくてFXをはじめました。

私なりの何故負けるのかについての結論は、

『感情を入れていた』

に尽きると思います。

正に喜怒哀楽です。

勝って楽しい。負けて悲しい。

勝って喜ぶ。負けて怒る。

これは最終的にストレスに繋がり、ストレスが溜まり続けます。

ストレスが溜まると正常な判断や行動ができなくなります。

自分のトレードルールを破ったり、本業の仕事パフォーマンスが下がったり、プライベートもつまらなくなり、周囲にあたってしまったり(これは本当に後悔)など。

上記はストレス発散ではなく、ストレスが溜まった結果の行動なので、これによって更にストレスが溜まります。

負の連鎖。

そして、最後は大勝負。一発逆転トレードが発動。

フルレバレッジで最大ロットをセットし、祈るような気持ちでエントリーします。

現実は無情です。

いくらかプラスになっても、逆行します。

大きなマイナス。ロスカット。

精神はボロボロになり、チャートを見なくなり、退場します。

退場の最速パターンがこれで、最多ケースでもあるように思います。

感情=ストレス=負け

この方程式は成立することを証明したので、間違いありません。

憶測でものを書きますが、為替取引が始まってからの過去全ての退場者の共通点は

『感情を持ってトレードしていた』

あると思います。

感情を捨てるには

感情を捨てることはできません。

ロボットになるしかありません。

かといってシステムトレードをしろというのは回答になりません。

捨てるのではなく、感情の揺れ動きを最小限にする仕組みを導入します。

それは『資金管理・コントロール』です。

多くの社会人にとって100円は微々たるものです。

私は30代半ばなのですが、30代既婚者の貯金額中央値は240万ということでした。

貯金が240万あれば100円は微々たるもの。仮に自販機の下に転がってしまっても、諦められる金額です。

友人が財布を忘れてしまってコンビニで「200円借して!」と言われても『いいよ、おごるよ』と言うこともできます。

しかし、10,000円になると話は違います。

10,000円を落としたら相当凹みます。友人に10,000円借して!と言われても、奢ることはないでしょう。貸すこと自体ためらう方も少なくないはずです。

これは状況で心理(感情)が動いているのではなく、金額で動いていることを証明していると言えます。

そのままFXに移行します。

勝った負けたで喜怒哀楽感情が出てしまう金額(lot)ではエントリーしない方がいいということになりますね。

失ってもいい金額でトレードするべきなのです。

資金力差の原理原則

貯金200万円の200円は0.0001%です。

貯金20億円の0.0001%は20万円です。

比率は同じでも、もはや別物です。

トレードによって200円を得るのも、20万得るのも作業は同じ。

受ける感情も同じ。

資金、つまり証拠金を増やすことは大きな意味があります。

私はこれを自分に落とし込めた時、勝ち組の仲間入りを果たしたと感じました。


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