芸人なのにプロゲーマー!?|ゲー人ギルドの活躍について

eスポーツがニュースで取り上げられるようになってきた昨今ですが、ゲーム実況動画、配信者も続々増えてきていますよね。今回は吉本のゲームが得意な芸人が集まって結成されたゲー人ギルドのことについて書いていきます。東北のイベントの件で少し話題になっていたので、そのことにも触れながら書いていこうと思います。

ゲー人ギルド_HONESTY

ゲー人ギルドとは?

2016年7月末にゲームしかしてこなかった芸人たちで結成されたユニットです。(自分たちでは芸をやってもダメだったと話している。笑)ゲーム関連のイベントに出演したりyoutubeでの動画や生放送の配信を行なっています。

メンバー

【裏切りマンキーコング 西澤祐太郎】

1989年9月21日(30歳)

青森県八戸出身 A型 国立八戸工業高等専門学校

プロeスポーツチーム「Libalent Calamari」所属

Twitter:西澤 裏切りマンキーコング (@kong_2438gakuen) | Twitter

Youtube:裏切りマンキーコングCh – YouTube

Openrec:2438学園 | OPENREC.tv

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ゲームをするときは2438学園という名前で活動しており、元々64のスマブラガチ勢で第9回64スマブラ関東大会では世界ランク1位になる「wario」に善戦し、第10回64スマブラ関東大会で戦った海外プレイヤーの支持を得て、スマブラ世界大会「Genesis3」に招待された経験があります。ただ大会当日はお笑いライブと日程が被っていたため、参加することはなかったそうです。笑

2017年から現在所属している「Libalent Çalamari」が誕生しましたが、このチームメンバーを集めたのが実は西澤さんであり、実力と人気を兼ね備えたカリスマを集めたそうです。2019年5月に開催された「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」ではオリックス ・バファローズとしてパシフィック・リーグ優勝を飾っています。

もしかしたらゲー人ギルドの企画とメンバーを集めたのも西澤さんかもしれませんね。

【裏切りマンキーコング 関谷風次】

1990年7月5日(29歳)

東京都渋谷出身 B型 明治大学中退

2008年M-1甲子園優勝

Twitter:裏切りマンキーコング 風次 (@bulldozer_fuji) | Twitter

Youtube:裏切りマンキーコングCh – YouTube

Openrec:裏切りマンキーコング 風次 | OPENREC.tv

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裏切りマンキーコングとしてはツッコミ担当なのだが、存在自在がツッコミどころ満載です。お笑いの実績としてはメンバー1であるにもかかわらず、ゲームの道に進んでしまっていることすら面白いと個人的には思います。オールジャンルのゲームをプレイするが格闘ゲームを一番得意としており、個人配信ではストVや鉄拳を行なっていることが多いです。

プレイヤーとしてだけではなくMC・キャスターとしてイベントに呼ばれることが多く、相方のスプラトゥーン2の大会のMCを務めたこともあります。

2018年5月に任天堂の公式Youtubeチャンネルで「マリオテニス エース」のゲーム実況MCにコンビで抜擢され、様々なイベントに参加していました。当時の東京ゲームショーにきていた二人に声をかけ、一緒に写真を撮ってもらったことを思い出します。

【エリック・ニコラス】

1989年6月12日(30歳)

群馬県出身 O型

「Halo2」「Halo3」全国大会ベスト8

Twitter:エリック・ニコラス (@Luna_E_Nicolas) | Twitter

Youtube:エリック・ニコラス ゲーム実況 – YouTube

Openrec:エリック・ニコラス | OPENREC.tv

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現在は解散しているが「0.03秒」というトリオを組んでいたときはボケ・ツッコミの両刀であり、父親日本人、母親アルゼンチンのハーフのためネタ中のみカタコトで話していました。動画があったのでぜひ。

数多くのオンラインゲームをプレイしておりランク上位に入っているタイトルも多くあります。実績に書いたHalo2」「Halo3」や「ドラゴンネスト」などが上げられ、「ドラゴンネスト」公式ブログに自身のブログのリンクが貼られていたこともあるそうです。FPSの実力も折り紙つきであり、マルチに活躍ができるプレイヤーです。ゲー人ギルド初期の方ではPSO2の配信も行なっていました。

PUBGのボイスチャットでの煽りやリアクションが個人的に大好きであり、つい真似したくなってしまうのも魅力の一つだと思っています。

【Japanese小池 小池龍馬】

1990年9月2日(29歳)

埼玉県出身

プロeスポーツチーム「Libalent Vertex」所属

Twitter:LV / Japanese小池 (@japanese_koike) | Twitter

Youtube:Japanese小池 – YouTube

Openrec:Japanese小池 | OPENREC.tv

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マケレレとしてコンビ活動をしていたが、プロゲーマーになるために解散してくれと言われた経歴あり。笑「コール オブ デューティ(CoD)」の世界ランカーであり、「Libalent Vertex」に所属しています。チームではプレイヤーとしてではなくアナリストとして参加しており、数々の大会を優勝に導いてきています。メンバーからの信頼も厚く個々の実力だけでなく、チーム力が高く成長させていることが伺えます。

また2018年12月からスマブラのトッププレイヤーたちと「スマブラハウス」という解説・対戦・トークを行うスマブラバラエティチャンネルを開設し、MCを努めるとともにスマブラのプレイも行うようになりました。初心者だった小池さんですが、EVO JAPAN 2019では2日目に残る快挙!直前練習はなんと裏切りマンキーコングの風次さんに相手をしてもらっていたらしく、EVOの相手より風次さんの方が強かったとのこと。笑

PCゲームでもマウスキーボードよりコントローラーでのプレイを得意とし、CoD、Apexなどコントローラーでプレイしている姿をよく見かけます。すさまじいAIMは必見です。

準レギュラー(笑)

プライドチキン岩下

1995年3月30日

鹿児島県出身

Twitter:プライドチキン岩下 (@prachiki_i) | Twitter

Youtube:プライドチキン岩下ch – YouTube

Openrec:岩下の毎日フィットボクシングch | OPENREC.tv

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現在では完全なレギュラーメンバーですが、当初はシャドウバースがうまいゲストとして登場していました。2017年9月のドラゴン勝利数ランキング27位という記録も残しています。メンバーの中では一番若く、可愛く生意気な後輩というキャラクターが定着しており、ゲームはどんなジャンルもそつなくこなしPUBGではパーティの旗振りをするくらいメンバーにも実力を認められています。

芸人としてデブキャラなのだが、毎日フィットボクシングを配信しており裏切りマンキーコングの西澤さんからはもっと太れと言われることもあるそうです。笑

苦手なゲームジャンルとしてホラーを上げており、OUTLASTを泣きながらお酒の力を借りながら配信していたこともあります。

構成作家 

佐藤篤志

1984年11月4日(35歳)

Twitter:佐藤篤志 (@Tubuatu) | Twitter

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FPS中心の生活をしている構成作家さんで、その腕前は芸能界屈指と言われているほどです。特に「レインボーシックス シージ」は発売当初より力を入れてプレイしており、ゲー人ギルドメンバーのコーチ役です。その他PUBG、DECEITの時は配信に現れて一緒にプレイをしています。

ゲー人ギルドの活動内容!

今までにどんな活動を行なってきたのか、配信を遡って確認してみましょう。

・最初期

記念すべき初めての動画投稿はポケモンGOでした 。新宿御苑に行く様子が撮影されていたはずだったのですが、冒頭と締めの挨拶以外は静止画でお届けという悲しい内容となっていました。笑

何本かポケモンGOの動画がアップされたのちに、ゲー人ギルドのトコトンゲーム実況が生放送で開始されます。しかもこれはまだニコ生での放送でした。内容は当時大流行していたシャドウバースで、メンバーが得意なゲームが回毎に変わって放送されていました。初回は機材トラブルでゲームの映像が映らなかったり、初期データでのプレイになったりと初めてならではのハプニング付きで、初々しいメンバーの姿見られる今にはない内容となっています。

・初期

多種多様なゲームを行なっています。ゲームの種類もそうですが、パーティプレイでわちゃわちゃすることもあれば、縛りプレイをしたり、自己紹介的に得意ゲームを行なったりと模索している時期だったように思います。

・中期

「PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)」が発売されてからというもの、配信はPUBG一色となります。これはゲー人ギルドに関わらず、どの配信者もこぞってPUBGを配信していたし視聴者もPUBGをプレイしている人が圧倒的に多かったです。開幕放置しているプレイヤーを狩りに来るプレイヤーを狩る「放置狩り狩り」や談笑している時に岩下さんの「車!」から戦闘モードに変わるのが好きだったのを覚えています。

・後期

PUBGが落ち着きを見せてからは「DECEIT」「Dead by daylight」「VCchat」「Minecraft」「Apex Legends」「TEPPEN」などたくさんのゲームを行なっています。個人的には「DECEIT」はゲー人ギルドの代表的なゲームのイメージが強くあります。プレイする時はゲー人ギルド以外の人がサーバーにいないなど、未だにプレイしているのがこの6人だけというのがそう思わせているのかもしれません。笑

・現在

発売から日が浅いこともあり「ポケットモンスター ソード・シールド」が多く、そして「スプラトゥーン2」を関東甲子園を目指して2438プロが初心者を育てる企画が進行しています。さらには毎日のように「レインボーシックス シージ」をメンバーでプレイしております。以前と比べて企画性の高い内容が多く、いくつかの企画が順番に更新されていくような投稿ペースとなっています。

仙台アニメフェス2019での炎上について

2019年10月19〜20日に宮城県仙台市開催された「仙台アニメフェス2019」での出来事が2019年12月26日に朝日新聞が運営するAERAdot.にて記事になりました。以下、引用。

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仙台からアニメを発信しようという仙台のイベントで、またもや吉本興業の若手芸人がやらかしてしまった。若手芸人が挑発した不用意な言葉により、人気の女性コスプレイヤーがステージ上で精神的なショックを受けて倒れ、会場の救護室に運ばれたのだった。その後、吉本側と女性コスプレイヤーの間で「協議」が行われたが、このほど決裂したという。一体が何があったのか?

問題が起きたのは、2019年10月19~20日、宮城県仙台市の「夢メッセみやぎ」で開かれた東北最大級のコンテンツエキスポ「仙台アニメフェス2019」。開催2日間で1万1千人が来場し、アニメ作品の展示やアニソンライブ、コスプレエリアなどを設け、東北を元気にしよう、仙台からアニメを発信しよう、というイベントだった。だが、ステージで思わぬ事態となってしまう。

総合司会をBS11の八木菜緒アナウンサーが務め、吉本所属の芸人からなるガチンコゲーマー集団「ゲー人ギルド」(裏切りマンキーコングの西澤祐太朗と関谷風次、エリック・ニコラスら5人)によるeスポーツのイベントが行われた。仙台アニメフェス応援大使の女性・すみれおじさん(24)がゲストに招かれた。事態を目撃した来場者はこう話す。

「すみれおじさんは東北ずん子のコスプレをして登場しました。ところが、ゲー人ギルドのメンバーの発したトークで、深く傷ついてしまったらしく、体調が悪くなって、会場内の救護室に運ばれたんです」

すみれおじさんは1年前にタレント活動を開始した人気のプロコスプレイヤー。漫画「ヤングジャンプ」の表紙を飾ったことや世界トップクラスのCWM(コスプレ・ワールド・マスターズ)の審査員を務めたこともある。

都内にある、彼女の実家の飲食店で直撃すると、ためらいながらも状況の説明に応じた。

会場には、東北ずん子のオフィシャルスタッフも来ていて、彼女は応援大使として、はりきっていたという。ところが、ゲー人ギルドの裏切りマンキーコング西澤が彼女に対し、「これはだな、リスペクトなしでコスプレしているかもしんねぇ」と発言した。

「言われたとたん、一瞬何を言われたのかもわからず、鈍器で頭をガンと殴られたような感覚の衝撃を受けました。軽い感じで発言したのかもしれませんが、私にとってはそんなに軽いものじゃなくて、一番大事にしているものを踏みにじられたという感じでした。私のコスプレはキャラ愛がすべてですから」

ステージでは追い討ちをかけるような発言が続いた。裏切りマンキーコングの風次は彼女に対し、「今日はもう、手ぶらで来てくれました」などとトーク。その後の出演者全員でPCゲームを楽しむという企画では、エリック・ニコラスが「足引っ張るな」などと彼女に言ったという。

「吉本の芸人さんたちに強く言われ、混乱しました。具合がすごく悪くなって来て、心が割れるようでした。ステージが終わった後、立っていられなくなって・・・救護室に運ばれました。今まで頑張ってきたのに、イベントも辛い感じで終わってしまいました。ずっとショックで、その後、3日間くらい寝込んだままでした」

吉本興業に一連の経緯について質問すると、こう回答した。

「先方さまと対応協議中ですので、内容の公表は差し控えさせて頂きます」

その後、進展はあったのか。すみれおじさんの提携先事務所はこう言った。

「協議は決裂しました。西澤さんご本人からは協議中に挑発的な私信が送られてきていまして、そのことも含めて協議したかったのですが、何も解決していないのに、吉本側はこちらに『和解した』と発表するように言って来ました。こちらに折れろと言っているようなものですから、とても受け入れられません。彼女はあれ以来、ずっとふさぎ込んでいて、頻繁に泣いていました。ひと月休養をとらせてから、徐々にSNSも復帰させましたが、心の傷は癒えていません」

dot.asahi.com

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この記事に関して、自分は当日の配信を見ていたのでなぜこのタイミングで真実とはかけ離れている内容の記事が投稿されたのだろうと思いました。不思議に思いアーカイブで内容を確認しようかと思いましたがなぜかその動画が見つからず、記事の内容が真実かどうかを証明する手段はなくなってしまいました。最近の吉本興業イメージの通り、記事に対するコメントはもちろん芸人へのマイナスばかり。一方、人気コスプレイヤーのすみれおじさんや事務所からはDVDの宣伝ばかりが流れて来る状況でした。これはもしや典型的な炎上商法というものかとその類に疎い自分でも直感してしまうほどでした。

真実はわかりませんが毅然とした態度でゲー人ギルドのメンバーが活動を続けているということは、そういうことなのだろうと思い深くは言及しないようにしようと思います。人を楽しませるために頑張っている人が、これからももっと頑張ってもらえるように自分は応援しようと思っています。

最後にこの内容は以下のサイトにまとめられていたので、詳しく知りたい方はそちらでどうぞ。

matomedane.jp

すみれおじさん所属事務所アセティア代表 豊沢朱門さんのFBの投稿




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