【厳選データ】G1東京優駿(日本ダービー) 2020|過去10年分有力情報・傾向【予想の前に】

さて今年もクラシック第2戦がもうやってきてしまいました。流行りに乗ってこの言葉で紹介いたします。令和初のダービーです。一昨年は現地に赴きレポートもはりきって記事にいたしましたが、今年は行けるかどうか怪しくてとても残念です。その時は1番人気だったアドミラブルをレイデオロが打ち負かし優勝したのですが、ペースもゆっくりでおとなしめのダービーなんて評価されているのも見かけました。それでも現地での迫力や臨場感はたまらないですね!馬が走るところを間近で見て生気がみなぎるあの感じが、やっててよかったと思う瞬間だなと感じます。

では今年もしっかり的中させるためにデータを振り返っていきましょう。

2019年 G1東京優駿(日本ダービー)

昨年のダービーは3連単285万6300円という高額配当を記録しており、100万馬券が出たのも11年ぶりでした。なぜここまでの配当がついたのか。それは1〜3番人気が全て4着以下に沈み、1着は5番人気ワグネリアン、2着が4番人気エポカドーロ、3着は16番人気コズミックフォースという大波乱の着順になったからです。1〜3番人気が全て4着以下になったのは1987年以来31年ぶりのことで、そんな大波乱の翌年である今年はどんな展開になるのか、期待して待ちましょう。

東京優駿(ダービー)は1932年に3歳牡馬・牝馬限定の「東京優駿大競争」として創設され、目黒競馬場で芝・2,400mで行われていました。1934年からは現在の東京競馬場に舞台を移し、1950年に「東京優駿競争」に改称されるとともに日本ダービーの副称がつくようになりました。その後1964年に現在の「東京優駿(日本ダービー)」に改称になりました。

賞金

1着:2億円

2着:8,000万円

3着:5,000万円

4着:3,000万円

5着:2,000万円

レースの売上

2018年:262億9283万円

2017年:249億7920万円

2016年:265億7409万円

2015年:240億2684万円

2014年:235億6353万円

2013年:237億1771万円

2012年:227億446万円

2011年:198億8450万円

東京競馬場へのアクセス

交通手段

・京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2

・京王線「東府中駅」南口から東門まで徒歩約10

JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口から専用歩道橋にて西門まで徒歩約5

・西武線「是政駅」から南門まで徒歩約10

東京競馬場 アクセス

入場料:200

開門:時間900分(混雑状況などにより変更あり)

発売:原則として930分から(前日発売は1700分まで)

一部の投票所では920分から発売

 現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

東京競馬場指定席

現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べピックアップしました。

B指定席(フジビュースタンド56階)

当日発売、11,500円からなとなる全席二人掛けの席となっており、席は全席屋外、2席毎に1台ずつモニターが設置されており、コンセント完備はもちろんゴール手前での攻防を間近で観戦することができます。

C指定席(フジビュースタンド56階)

当日発売 全席二人がけの席となっており、モニター付きでこちらもコンセント完備、

値段も1,000円とお手頃となっており屋外席なので天気のいい日は是非とってほしい席です。

 詳細はこちらでご確認ください。

周辺駐車場料金2,000

(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)

注記:JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。

注記:駐車可能台数は1,200台。車で行く=停められる とは限らないので注意が必要です。また、周辺の道路が超混雑するので、公共交通機関のご利用を強く強くおすすめいたします。

・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。

コース紹介

東京競馬場 コース

東京 芝・2,400m

スタートから1コーナーまでの距離は約350mで、1コーナー、2コーナーを過ぎるまでは緩やかに下っていきます。その後急な上り坂があり、そこからは3コーナーまで再び下りになります。最後の直線は525.9m。直線に入ってすぐ約160mの長い坂があります。坂を上った後も300mほどあるのでそこから加速するためのスタミナを残す必要があります。無駄にスタミナを使い過ぎず、瞬発的なスピードを出すことのできる馬が好走できる傾向にあります。

 データで見る傾向と対策

過去10〜20年でまとめています。他にも載せて欲しいコンテンツがあればぜひコメントに残してください。

配当

年度 単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
2018 1,250円 7,950円 15,520円 521,600円 2,856,300円
2017 530円 1,620円 2,860円 2,220円 11,870円
2016 400円 700円 1,420円 850円 4,600円
2015 190円 1,980円 2,220円 3,950円 15,760円
2014 560円 850円 1,860円 27,470円 103,300円
2013 290円 970円 1,600円 17,130円 54,950円
2012 850円 5,680円 10,180円 14,160円 87,380円
2011 300円 3,380円 4,540円 22,950円 100,300円
2010 3,190円 16,720円 46,210円 10,630円 152,910円
2009 770円 3,760円 7,870円 40,320円 201,960円

日本ダービーは幸運に恵まれた馬が勝つと言われていますが、上位人気馬は他のレースと比べても優秀な結果となっています。しかし3連単配当は毎年のように10万馬券が出てくるので、やはり幸運の女神に愛された馬が前走までに見せていない強さを出してくるのでしょう。

人気

単勝人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 10-3-3-4 50.0% 65.0% 80.0%
2番人気 3-2-0-15 15.0% 25.0% 25.0%
3番人気 5-5-3-7 25.0% 50.0% 65.0%
4番人気 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0%
5番人気 1-5-0-14 5.0% 30.0% 30.0%
6~9番人気 1-0-10-69 1.3% 1.3% 13.8%
10番人気以下 0-1-4-162 0.0% 0.6% 3.0%
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.9倍以下 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7%
2.0~2.9倍 5-2-1-4 41.7% 58.3% 66.7%
3.0~4.9倍 5-2-3-9 26.3% 36.8% 52.6%
5.0~7.9倍 4-6-2-12 16.7% 41.7% 50.0%
8.0~14.9倍 3-3-3-31 7.5% 26.1% 32.6%
15.0~19.9倍 2-1-4-18 8.0% 12.0% 28.0%
20.0~49.9倍 3-3-4-94 2.9% 5.8% 9.6%
50.0倍以上 0-1-1-106 0.0% 0.9% 1.9%

1番人気の成績が非常に優秀です。次いで3番人気も1番人気に負けない成績ですが2番人気だけ少し残念な結果になっています。

 

3連単1頭軸マルチで10年購入すると

ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。

年度 決着順 結果 購入額 払い戻し 累計
2009 2-5-8人気 不的中 12,600 0 -12,600
2010 7-5-1人気 的中 12,600 152,910 +127,710
2011 1-10-8人気 不的中 12,600 0 +115,110
2012 3-5-7人気 不的中 12,600 0 +102,510
2013 1-3-8人気 的中 12,600 54,950 +144,860
2014 3-1-12人気 不的中 12,600 0 +132,260
2015 1-5-3人気 的中 12,600 15,760 +135,420
2016 3-2-1人気 的中 12,600 4,600 +127,420
2017 2-3-1人気 的中 12,600 11,870 +126,690
2018 5-4-16人気 不的中 12,600 0 +114,090

1番人気の強さとヒモ荒れの傾向がマッチして大幅なプラスで決着しました。10年でプラスになったレースは3戦なので、安定感はあるようでないです。人気サイドを軸に据えるのは結果から見て間違いないでしょう。

青葉賞ローテーション

トライアルレースである青葉賞を走り日本ダービーへ出走する馬で、優勝経験のある馬は現在一頭もいません。それはなぜなのか、じっくりと考察する必要がありますね。おっとこんなところにいい記事があるじゃないか。

枠順

枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 7-3-1-29 17.5% 25.0% 27.5%
2枠 4-2-3-31 10.0% 15.0% 22.5%
3枠 2-2-1-35 5.0% 10.0% 12.5%
4枠 0-4-4-31 0.0% 10.3% 20.5%
5枠 1-2-1-36 2.5% 7.5% 10.0%
6枠 2-5-1-32 5.0% 17.5% 20.0%
7枠 2-1-6-51 3.3% 5.0% 15.0%
8枠 2-1-3-53 3.4% 5.1% 10.2%

ここまではっきり現れるのもめずらしいくらいの内枠有利です。1枠は全ての数値がトップをとるほどなので、枠順の発表が毎年注目されている理由がわかりますね。

血統

種牡馬 着度数 勝率
回収率
複勝率
回収率
ディープインパクト 31-18-22-132 15.3%
71.2%
35.0%
66.1%
ステイゴールド 22-19-15-152 10.6%
49.6%
26.9%
47.9%
ハーツクライ 11-10-13-97 8.4%
129.8%
26.0%
66.6%
ルーラーシップ 10-5-3-24 23.8%
106.9%
42.9%
84.5%
ハービンジャー 9-5-5-64 10.8%
51.7%
22.9%
76.3%
キングカメハメハ 8-8-4-58 10.3%
52.1%
25.6%
91.5%
ジャングルポケット 5-5-5-46 8.2%
40.7%
24.6%
52.6%
ネオユニヴァース 4-7-3-28 7.7%
108.1%
26.9%
76.0%
タニノギムレット 4-4-6-29 9.3%
77.2%
32.6%
113.7%
シンボリクリスエス 2-3-6-40 3.9%
32.0%
21.6%
74.1%

出走予定馬

馬名 年齢 性別 騎手 調教師

サートゥルナーリア 牡3 D.レーン 角居勝彦

ヴェロックス 牡3 川田将雅 中内田充

ダノンキングリー 牡3 戸崎圭太 萩原清

リオンリオン 牡3 横山典弘 松永幹夫

ダノンチェイサー 牡3 B.アヴドゥラ 池江泰寿

ランフォザローゼス 牡3 福永祐一 藤沢和雄

アドマイヤジャスタ 牡3 M.デムーロ 須貝尚介

メイショウテンゲン 牡3 武豊 池添兼雄

クラージュゲリエ 牡3 三浦皇成 池江泰寿

ニシノデイジー 牡3 勝浦正樹 高木登

レッドジェニアル 牡3 酒井学 高橋義忠

シュヴァルツリーゼ 牡3 石橋脩 堀宣行

ロジャーバローズ 牡3 浜中俊 角居勝彦

エメラルファイト 牡3 石川裕紀人 相沢郁

サトノルークス 牡3 池添謙一 池江泰寿

タガノディアマンテ 牡3 田辺裕信 鮫島一歩

ナイママ 牡3 柴田大知 武藤善則

2018年優勝馬

ワグネリアン

調教師:友道康夫(栗東) 馬主:金子真人ホールディングス

血統

ディープインパクト     サンデーサイレンス

ウインドインハーヘア

ミスアンコール    キングカメハメハ

ブロードアピール

日本ダービー_ワグネリアン

動画

2018年:ワグネリアン

2016年:マカヒキ

2015年:ドゥラメンテ

2014年:ワンアンドオンリー

2013年:キズナ

2012年:ディープブリランテ

2011年:オルフェーブル

2010年:エイシンフラッシュ

2009年:ロジユニヴァース

2008年:ディープスカイ

筆者コメント 

クラシックレース第2戦の日本ダービーが今年も間近に迫っていると思うと1年が経つのは早いなあと実感します。最も速い馬が勝つ「皐月賞」、最も強い馬が勝つ「菊花賞」そして最も運の良い馬が勝つ「東京優駿(日本ダービー)」。

運が良い馬が勝つと言われているわりには人気上位馬の成績が悪くない、むしろ1番人気は強いです。3連単の配当だけで見ると10万馬券が2年に1回ほどのペースで出ているので意外に思う人も少なくないと思います。

消せる馬の条件として前走青葉賞馬と前走から乗り替わりになる馬の勝率は0%です。他に東京、中山、京都、阪神で1,800m以上の重賞で勝利経験がない馬は1着はおろか連対の可能性も0%となっています。

今年はサートゥルナーリアが1番人気になるかと思うのですが、追い切りが微妙だなんて話も聞きましたのでどうなるか気になります。皐月賞のダメージが思ったよりも響いている可能性は考えられるので、実力通りに走れるのかがポイントになりそうですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

懐かしのかっこいいダービーCM

今のCMを悪く言うつもりはない。でも僕らはこの頃のCMが好き。

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