レイデオロ、秋に向けて放牧へ|競馬ニュース

競馬news_ナビ男の競馬録

5月28日、東京で開催された日本ダービーでGⅠ初勝利を獲得したレイデオロ(牡3 美浦・藤沢厩舎)が美浦トレーニングセンターで元気な姿を見せた。

東京2400mの激走の後、厩舎に戻ってからはいつも通りの雰囲気で過ごしていたと、千島助手はいう。

「レース後もケロッとしていて、走りきったといった雰囲気はなくいつも通りです。厩舎と競馬の時は違いますね。オンとオフがはっきりしている賢い馬です。」と、7015頭を勝ち抜いた愛馬について語った。

ダービーに関しては、皐月賞の頃よりかなり仕上がっており、チャンスを感じていたとのこと。同厩舎であるソウルスターリングがオークスを勝利し、厩舎全体がいいムードでレイデオロのことを勝負に送り出せたのもよかった。

レース中のジョッキーについては称賛の言葉を嬉しそうに語っていた。「早めに動いた時は、おっと思いましたが、あのポジションに行っても折り合えたのがすごい。デビューから続けて乗っていたし、レース前から自信があったと言っていましたからね。」

今後は秋に向けて放牧される予定だ。今週中に福島県のノーザンファームを予定しているとのこと。我々の期待をダービー馬として今まで以上に集めるレイデオロのローテーションが気になるところだが、まだこれから相談して決めるそうだ。

これからの活躍やさらなる成長がとても楽しみな1頭である。

エアスピネル、イスラボニータ、出走馬情報【安田記念】

6月4日、東京競馬場で最強のマイラーを決める安田記念(GⅠ・芝・1600m)が開催される。

エアスピネルは、デビュー以来掲示板を外したことがない。皐月賞4着、日本ダービー4着、菊花賞3着、マイル路線へ転向後に京都金杯1着、東京新聞杯3着、マイラーズカップ2着と、3歳になってからは1勝しかしていないものの、驚異的な成績だ。

中村助手は「前回使っての上積みありで、動きにメリハリが出てきている。ずば抜けて強い馬もいないし、チャンスだともいます。」と語った。

1週前追いでは坂路で4ハロン50秒8-12秒3の1番時計をマークしており、好調ぶりがひしひしと伝わってくる。

イスラボニータは昨年の大阪杯から6戦連続で掲示板に載る安定感を見せている。前走のマイラーズカップで勝利しているが、その前走も連続で2着に入ってくるあたりにこの馬の強さが現れているだろう。

3週連続でGⅠで勝利しているルメール騎手が騎乗することもあり、2014年の皐月賞以来のGⅠ獲得が期待されているイスラボニータ。鞍上の勢いと根強いファンの応援で連勝をできるか。非常に楽しみなレースである。




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