【厳選データ】G2金鯱賞 2020|過去10年分有力情報・傾向【予想の前に】

鋭い寒さから穏やかな陽気に変わり、目が覚めた後に布団から出るのが幾分マシになりました。ただ花粉症も活動を始めたようで目と鼻がむず痒いのがブログを書くのにも辛いこの頃です。

さて、今回は金鯱賞について書いていきます。昨年は今までで一番の売り上げを記録したみたいですが、今年はどのようなレースになるのでしょうか。個人的には2016、2017年と2連覇したヤマカツエースが好きでした。

2020 G2金鯱賞有力データ

創設は1965年、中京競馬場の砂馬場1,800m開催にて創設されました。その後1971年までにコース、条件、開催時期の変更があり、1984年のグレード制導入時にG3に格付けされています。1996年にはG2に格上げされ距離が2,000mに変更。その後、大阪杯が2017年にG1格上げされたことに伴い、その前哨戦の位置付けとして現在の3月開催となっています。

賞金

1着:6,200万円

2着:2,500万円

3着:1,600万円

4着:930万円

5着:620万円

レースの売上

2018年:53億4,869万円

2017年:36億5,328円

2016年:24億6,279万円

2015年:25億4,591万円

2014年:23億9,301万円

2013年:20億3,525万円

2012年:19億8,043万円

中京競馬場へのアクセス

・(西入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約10分

・(東入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約45分

中京競馬場_アクセス

チャンピオンズカップの平均来場者数はおよそ3万5,000人ほどです。年間通して中京競馬場がもっとも賑わうレースなのは間違いありません。

入場料:200

開門:時間900分(混雑状況などにより変更あり)

発売:原則として930分から(前日発売は1700分まで)

一部の投票所では920分から発売

現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

中京競馬場指定席

現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。

UMACAシート (ツインハット6階 ラウンジフロア 税別2,500円)

UMACAと言われるICカードを購入し、キャッシュレスで競馬を楽しめるシートとなります。モニターではレースやパドック映像はもちろんJRA-VANを利用できたりとサービス面に優れていますね。

ラウンジシート (4名1組 税別10,000円)

4名様1組グループでのお客様が利用可能となり、区切られた半個室内のテーブル席で競馬をお楽しみいただけます。この席はモニターで観戦はもちろんベランダからもレースを観れるのがオススメの大きな理由です、4名様なので家族で行く人に是非。

周辺駐車場料金1,000円

(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)

注記:JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。

・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。

コース紹介

中京競馬場 コース

中京 芝・2,000m

スタート地点が上り坂の途中からの位置となるのでペースが前半は緩みやすい傾向になります。さらにゴール前で再び坂を上らないといけないので、消耗をしすぎないようなレース運びが重要となります。最後の直線で足を使うためにタフな体力が必要になってきます。

データで見る傾向と対策 過去10年分

配当

年度 単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
2018 160円 5,860円  7,380円  4,000円  24,410円 
2017 360円 3,800円  5,570円  56,390円  192,050円 
2016 990円 9,250円 16,780円 16,080円

6,050円

90,340円

49,120円

2015 900円 1,440円 3,830円 3,310円 22,160円
2014 380円 1,260円 2,290円 1,700円 8,560円
2013 660円 2,780円 5,300円 10,810円 58,490円
2012 730円 9,370円 15,280円 12,810円 91,410円
2011 280円 630円 1,080円 660円 2,900円
2010 290円 2,070円 2,390円 6,900円 23,310円
2009 210円 2,620円 3,760円 9,000円 36,190円

2016年に同着があり配当が二つある箇所があります。

人気・オッズ

単勝人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 9-4-1-6 45.0% 65.0% 70.0%
2番人気 3-2-6-9 15.0% 25.0% 55.0%
3番人気 4-1-2-13 20.0% 25.0% 35.0%
4番人気 2-2-3-13 10.0% 20.0% 35.0%
5番人気 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
6~9番人気 1-9-4-66 1.3% 12.5% 17.5%
10番人気以下 0-1-2-90 0.0% 1.1% 3.2%
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.9倍以下 2-1-1-0 50.0% 75.0% 100.0%
2.0~2.9倍 4-1-0-1 66.7% 83.3% 83.3%
3.0~4.9倍 6-4-8-13 19.4% 32.3% 58.1%
5.0~7.9倍 5-2-2-22 16.1% 22.6% 29.0%
8.0~14.9倍 3-4-4-31 7.1% 16.7% 26.2%
15.0~19.9倍 0-0-3-13 0.0% 0.0% 18.8%
20.0~49.9倍 0-7-1-41 0.0% 14.3% 16.3%
50.0倍以上 0-1-2-91 0.0% 1.1% 3.2%

1人気の安定感はあります。ただ6〜9番人気の複勝率が17.5%もあるのでヒモ荒れは多い傾向にあります。1番人気が沈んだ場合に大荒れとなるので、ロマンあるレースだと思います。

3連単1頭軸マルチで10年購入すると

ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。

年度 決着順 結果 購入額 払い戻し 累計
2009 1-8-5人気 的中 12,600 36,190 +23,590
2010 1-6-4人気 的中 12,600 23,310 +34,300
2011 1-2-3人気 的中 12,600 2,900 +24,600
2012 6-8-4人気 不的中 12,600 0 +12,000
2013 3-6-8人気 不的中 12,600 0 -600
2014 1-4-2人気 的中 12,600 8,560 -4,640
2015 5-1-4人気 的中 12,600 22,160 +4,920
2016 4-9-6.2人気 不的中 12,600 0 -7,680
2017 1-7-13人気 不的中 12,600 0 -20,280
2018 1-8-2人気 的中 12,600 24,410 -8,470

合計購入額が126,000円に対して合計払い戻し117,530円と非常に惜しい10年間でした。払い戻しが少なかったとしてもあと1レース的中があればプラスになったと思います。


 

血統

種牡馬 着度数 勝率
回収率
複勝率
回収率
ディープインパクト 23-31-23-159 9.7%
52.2%
32.6%
68.3%
ハーツクライ 18-18-15-138 9.5%
71.2%
27.0%
64.9%
キングカメハメハ 18-13-8-96 13.3%
128.1%
28.9%
99.0%
ステイゴールド 18-5-12-104 9.7%
67.1%
18.8%
60.1%
ハービンジャー 10-12-12-104 7.2%
64.6%
24.6%
72.0%

キングカメハメハ産駒の単複勝の回収率がかなり高くなっています。ディープインパクト産駒は毎年上位に入賞しているのでチェックは必須です。

出走予定馬

馬齢 年齢 騎手 調教師

ダノンプレミアム 牡4 川田将雅 中内田充

エアウィンザー 牡5 武豊 角居勝彦

リスグラシュー 牝5 A.シュタルケ 矢作芳人

アルアイン 牡5 北村宏司 池江泰寿

ペルシアンナイト 牡5 M.デムーロ 池江泰寿

モズカッチャン 牝5 和田竜二 鮫島一歩

ギベオン 牡4 C.ルメール 藤原英昭

タニノフランケル 牡4 吉田隼人 角居勝彦

サトノワルキューレ 牝4 四位洋文 角居勝彦

ムイトオブリガード 牡5 横山典弘 角田晃一

メートルダール 牡6 福永祐一 戸田博文

スズカデヴィアス 牡8 藤岡康太 橋田満

2018年優勝馬

スワーヴリチャード

調教師:庄野靖志(栗東所属) 馬主:NICKS

血統

父ハーツクライ   サンデーサイレンス

アイリッシュダンス

母ピラミマ     Unbridled’s Song

キャリアコレクション

金鯱賞_スワーヴリチャード

動画

2018年:スワーヴリチャード

2017年:ヤマカツエース

2015年:ミトラ

2014年:ラストインパクト

2013年:カレンミロティック

2012年:オーシャンブルー

2011年:ルーラーシップ

2009年:サクラメガワンダー

筆者コメント

大阪杯のステップレースである金鯱賞ですが、前走が5着以内の馬は比較的好走する傾向にあります。それに加え体の大きい馬体重が重い馬も好走しているのが特徴です。

今年の出走馬には久しぶりの登場となるダノンプレミアム、前走チャレンジカップ優勝馬エアウィンザー、マイルチャンピオンシップと大阪杯で2着のペルシアンナイト、前走中日新聞杯優勝馬ギベオン、マイルチャンピオンシップと大阪杯で3着のアルアインと豪華メンバーが出揃っています。どの枠に入るか楽しみでしょうがないです。枠での勝率ですが過去20年で1枠から勝ち馬が出ていないので、応援している馬が1枠に入らないように願っています。

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