今回は深谷ねぎが有名で農業全般が盛んな街、埼玉県深谷市で活動しているブリーダーの「相良みなみブリーダー」を取材させていただきました。
埼玉県深谷市は近代経済の基礎を築いた「渋谷栄一」生誕の地で、日本で初めて民間の銀行を作ったと言われている人物です。そんな渋谷栄一の生涯について学べる「渋谷栄一記念館」は歴史が苦手な人も是非訪れて見てほしい観光スポットです。
また明治期に栄えたレンガ産業の面影を見ることができる「ホフマン輪窯」やレトロな街並みを楽しめる「七ツ梅酒造跡」「深谷シネマ」また、深谷市のキャラクターふっかちゃんにいつでも会える「ふっかちゃんミュージアム」など、沢山の観光スポットがあります。
埼玉県深谷市は年間を通して晴天の日が多くペットの飼育にも向いている地域です。
そんな埼玉県深谷市で活動している相良みなみブリーダーは、マンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアを取り扱っているブリーダーです。
埼玉県深谷市近郊でペットをお探しの方や、ブリーダーに興味がある方は是非最後までお読みください。
Contents
埼玉県深谷市で評判のブリーダー「相良みなみブリーダー」について.

埼玉県深谷市で評判の相良みなみブリーダーが取り扱っている猫の種類はマンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアです。
今はマンチカンのブリードに力を入れているそうです。
埼玉県深谷市周辺で猫ちゃんをお探しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ブリーダー概要
猫舎名 | トロイメライ |
動物取扱業登録番号 | 第64-0355号 |
登録年月日 | 令和元年9月24日 |
有効期間の末日 | 令和6年9月23日 |
代表取締役 | 相良 みなみ |
所在地 | 〒366-0811 埼玉県深谷市人見1106-5 |
連絡先 | TEL:080-3389-0346 mail:gr_108@i.softbank.jp |
ブリーダー職についた経緯

深谷市出身の相良みなみブリーダーは、今でもお世話になっているブリーダーさんの所で、10代の時からずっとペットに関わる仕事をしていました。
自分が世話してきた猫が新しい家族として迎え入れられ幸せになったお客様の話を聞き「私も新しい家族を検討中の方の役に立ちたい」と思ったそうです。
今でも知識やノウハウを学ぶためにそのブリーダーさんのところで働いているとのことです。
そんな相良ブリーダーは外部のブリーダーとのコミュニティも広く、ブリーダー業務歴も10年以上と経験豊富なので、安心して頼れますね。
ブリーダーとしての想い
「幸せな気持ちになるお客様を沢山増やしたい」と相良みなみブリーダーは仰ってました。
「ブリーダー業務は信頼が1番大事でお客様と自分、自分とペットの信頼が必要不可欠。いつでも相談されるようなブリーダーになれるように心がけている」ともお話ししてくれました。
なによりもお客様の幸せを願うブリーダーとしての想いを伺いとても感銘を受けました。
猫舎やブリーダーとしてのアピールポイント

相良みなみブリーダーに猫舎や自身のアピールポイントを伺うと「人懐っこく抱っこが好きな子に育つように一頭ずつ大切に育てています」とお話していました。
子猫が食事を一人で食べるようになると母猫とは離し、そうすることで母猫ではなく人に頼るようになり、人に抱っこされることに抵抗感がない猫に育っていくそうです。
もちろん親猫にも無理のない交配をさせ、健康状態や衛生面を十分に留意してブリーディングしているとのことでした。
夏はクーラーとサーキュレーターで温度管理をしています。衛生面については徹底した管理をしていて、全体的に掃除をするだけではなくケージの溝や床なども拭き掃除しています。
塩素消毒をした後、猫の肉球へのダメージに配慮して、その塩素を拭き取るという徹底さに驚きました。
こうした健康や衛生面への配慮がブリーダーとして高い評価を得ているポイントなのだとお話を聞いて感じました。
またお引渡しまで日にちがあるお客様には、それまでの成長を楽しんでいただけるように成長過程の写真を送って頂けるそうです。子猫の成長は早いので、写真で見る事ができ、思い出として残しておけるのは飼い主様にとってもすごく嬉しいことですよね。
相良みなみブリーダーの猫舎では、母猫も見てみたい時は母猫も見る事ができるそうです。ただし産後や調子が悪い場合はお断りすることもあるとのことです。
母猫を大切にすることこそ、トロイメライのアピールポイントですね。
なぜこの猫種なのか?
マンチカン、スコティッシュフォールドやアメリカンショートヘアを扱うようになった経緯を相良みなみブリーダーにお聞きすると「小型の子猫が好きで、好みの顔だから」と仰ってました。
マンチカンやスコティッシュフォールドは猫ちゃん人気ランキングでも上位に浮上するほどの可愛さを持っているので相良みなみブリーダーが好きになったのもわかりますね。
キャッテリー名の由来
キャッテリー名の由来をお聞きしたところ、はじめて飼った猫の名前が「めらい」なので、めらいという言葉を入れたかったと仰ってました。
またトロイメライの「トロイ」という言葉は好きなバンドの曲から採用されたそうです。
猫種の特徴

相良みなみブリーダーが取り扱っている猫種の特徴や、飼育する際のポイントをご紹介します。
これから飼育しようとしている方、検討している方には必見です。
【マンチカン】
マンチカンという名前は、英語の「マンチキン」に由来しています。マンチキンというのは、“子ども”や、“小さい”という意味がある言葉です。
人間の手によって掛け合わされた種類ではなく、突然変異的に発生した猫種です。
古くは1940年代にイギリスで発見されたほか、アメリカやロシアなど、世界各地で発見が報告されています。
本格的にブリーディングされ始めたのは1980年代以降で、独特の容姿と可愛さによって、爆発的に人気が出た猫種です。
マンチカンの特徴といえば、やはり短い足が真っ先に挙げられます。
犬で言えばダックスフンドやコーギーのようなタイプです。
短足なので、歩き方がとてもかわいいということから人気になっています。
足は短くても筋肉が発達しているので、ジャンプ力は他の猫と比べても見劣りしません。
短い足で小回りを効かせて走っている姿は、とても愛らしく見えるでしょう。
マンチカンは毛色や柄もいくつか種類があります。毛色や柄は、クリーム色や白、黒や茶色などもあれば、1色だけではなく複数の色の毛を持つ猫が多いのも特徴です。
なかにはレッドやブルーなどが入っている種類もあります。マンチカンは同じ柄の猫は存在しないと言われているくらい、バリエーションが豊富です。
毛の柄だけではなく、毛が長い長毛種もいれば、短毛種も存在しています。ただし、毛色や柄、長さによって性格が異なることはほとんどありません。
マンチカンの性格には、大きく3つの特徴があります。ひとつ目は穏やかさ。
比較的おとなしい性格の猫が多いので、他の猫や、別の動物種と一緒でも問題なく飼育できるでしょう。
ふたつ目は好奇心が旺盛という点です。マンチカンの場合、子猫のときだけでなく、大人になっても好奇心が衰えず、おもちゃなどにも興味を示して元気に走り回ることが多いでしょう。
3つ目は人間に慣れやすいという点です。猫は警戒心が強いので、小さなうちから一緒にいるご家族にはなついても、知らない人がくると逃げてしまうことがあります。
それに対してマンチカンは初めて会う人にもなつくことが多いのが特徴です。
マンチカンと暮らす上で注意すべき点は、太らせ過ぎないことです。
いくら筋肉質だとは言っても、短い足で大きな身体を支えるのは負担がかかります。
まずは平均体重をしっかりと維持できるような食生活をすることが大事です。
【スコティッシュフォールド】
スコティッシュフォールドはその名の通り、スコットランドが原産の猫です。
スコットランドの農村にいた折れ耳のメス猫が生んだ子猫の中に、同じく耳の折れた個体がいたことから、猫種として確立すべく、繁殖が始まりました。
しかし、繁殖を繰り返していくうちに骨格や関節などに異常が見つかる個体が増えたことから、イギリスでは繁殖を中止しました。
その後アメリカで遺伝性疾患を克服するためにアメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアなどさまざまな猫と交配させることで猫種として確立されました。
スコティッシュフォールドはがっしりした体格で、長毛と短毛の2種類があります。
丸い目と丸い顔に折れ曲がった耳が印象的な中型のセミコビータイプです。
オスの体重は4~6kg、メスは2.7~4kg程度とされています。
その名の通り、折れ(fold)耳が特徴ですが、スコティッシュフォールドは生まれた時はどの子猫もまっすぐな耳です。
生後3週間から1カ月程度で耳が折れ始めますが、遺伝的に折れ耳になるのは全体の3割強くらいという説と、極端な差がなく誕生するという説があります。
現在の研究でこの耳は偶然できた突然変異であるとされています。
折れ耳タイプの頭の形から「ふくろう」「テディベア」「帽子をかぶっている」など、ユニークな別名がつけられています。
折れ耳にならなかった立ち耳の猫はスコティッシュストレートと呼ばれ、一般の猫より小さい、三角形の耳を持ちます。
スコティッシュフォールドは、腰を抜かしたような独特の座り方をすることがあります。
スコ座りとも呼ばれる姿勢ですが、腰や股関節の形成不全のためこのような座り方ができるとされています。
一般の猫がするような両手両足をたたんだ香箱座りを苦手とするスコティッシュフォールドも多くいるようです。
スコティッシュフォールドは家庭的な性格で、子どもや同居動物との相性も良く、環境の変化にもあまり動じません。
賢く、好奇心が強く、遊び好きで、家族とともにいることを好みます。
またスコティッシュフォールドは、鳴き声が小さいことも知られています。
スコティッシュ・フォールドと暮らすときに注意すべきことがいくつかあります。
第一には適正な体重管理です。比較的運動量の少ない種類の猫と言われており、運動不足から体重オーバーになる場合も。
肥満は足腰や内臓に負担がかかり、結果健康を損ねる可能性があるので、適切な体重を保つように気をつけましょう。
第二は、耳掃除をきちんと行うこと。とくに垂れ耳のスコティッシュ・フォールドの場合、耳の中が湿りやすく、トラブルが発生しやすくなります。
定期的に耳のチェックを行いましょう。異常がある場合には早めに動物病院で診てもらうと安心です。
【アメリカンショートヘア】
その名の通り、アメリカ出身の短い毛がびっしりと生えた猫、アメリカンショートヘアは、しっかりとした体つきが特徴です。
瞳はくりんとしたアーモンド型。その瞳に見つめられると、思わず抱きしめたくなるような可愛らしさが特徴です。
全体的には大型で骨太な体格で、筋肉もよく発達しているためどんな環境にも適応して生きられる生命力に満ちた猫種です。
とくに、大きく肉付きのよい肉球は、都会のコンクリートだろうがオフロードだろうが、ものともしないような強さがあります。
また、被毛がびっしりと生え揃っているので、寒い日や雨の日でもカラダを冷やさない特徴もあります。
硬い毛質なので、草むらに入っていこうともへっちゃらだそうです。
俊敏で柔軟性にも優れている、アメリカを代表する猫、それがアメリカンショートヘアです。
アメリカンショートヘアの性格は基本的には大変明るく、好奇心旺盛だと言われています。
そんな性格であるうえ、高い身体能力を備えているので、場合によってはやんちゃが過ぎることも。
もしオイタをしてしまっても、「しょうがないなぁ」と笑って許してあげてください。
また孤独好き、というのも特徴です。そのため、撫でられることまでは許容できても、抱っこされるとなると嫌がることがあります。
これもアメリカン・ショートヘアらしさと受け止めて、彼らが「撫でてほしい」と寄ってきた時には、そっと撫でてあげて、遊んでほしいとおねだりしたときに遊んであげると良いのかもしれません。
臨機応変に賢く振る舞うこともできるようで、トイレの場所を覚えるのは得意なようです。
飼い主さんと良好な関係を築くことができれば、ペットと飼い主という関係というよりむしろ「人生のパートナー」のように感じることもあるかもしれませんね。
アメリカン・ショートヘアのルーツは、17世紀まで遡ることができます。
英国から新天地を求めて大海に出航したピューリタン(清教徒)たちは、船(メイフラワー号)の中のネズミを駆逐するために、港町にいた猫たちを旅のお供にしました。
この猫たちが、アメリカン・ショートヘアのルーツのひとつとされています。
アメリカ大陸に入植した猫たちは、強い生命力と狩猟能力でどんどん活動範囲を広めていきました。
その間、現地の猫たちと交配したりすることもしばしば。
そうして、アメリカの“どこにでもいる猫”になった猫のうち、ショートヘアの猫たちが愛好家たちによって「アメリカン・ショートヘア」という猫種として確立していきました。
日本では、アメリカの短毛猫だからということで「アメショ」と呼ばれますが、アメリカでは「マウサー」と呼ばれることの方が一般的なのだとか。
その理由は彼らの先祖が「ネズミ取りが上手だから」ということにちなんでいると言われています。
飼育時のポイント
相良みなみブリーダーに飼育する際のポイントを伺いました。
完全室内飼いで室温度は人間と同じ環境においてください。
気温によってはクーラーや暖房で調整してください。
去勢・避妊手術後はホルモンバランスが崩れて太りやすいので、フードの量に気を付けてください。フードは「ニュートロアダルトチキン」をオススメしています。
なお成約特典として、食べ慣れているフードを頂けるとのことなので、フード選びも安心ですね。
先住猫が居た場合、対面はケージ越しでして欲しいです。1週間ぐらいを目処にちょっとずつお互いを慣らしてあげてください。
お手入れについて

猫はきれい好きなどうぶつで、自分で上手に毛づくろいをします。
お手入れする必要ある?と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、お手入れをすることは必要です!猫自身では手が行き届かない部分もありますし、年齢や性格によっては、あまり自分でお手入れをしない猫もいます。
愛猫に健康で長生きしてもらうために、日ごろのお手入れを欠かさないようにしましょう。
【ブラッシング】
ブラッシングは、単に愛猫の見栄えをよくするためでなく、抜け毛を取り除き、被毛と地肌を健康な状態に保ちます。
健康チェックだけでなく、あなたと愛猫の絆を強める役割もしてくれます。
ブラッシングが必要かどうかは、愛猫の被毛のタイプによって違います。
子猫の被毛は成猫よりも短く、細くて柔らかくふわふわしています。
子猫のうちからブラッシングに慣れておくことは、今後のしつけにもよい影響を与えます。
短毛種の場合は、週に数回、軽くブラッシングする程度で十分ですが、ペルシャ猫のような長毛種の場合は、被毛の状態を見ながら毎日行う必要があります。
ブラッシングは最低1日1回行うことで猫とのコミュニケーションも取れるので、是非行う事をオススメします。
【爪切り】
愛猫の爪は層状構造になっていて、愛猫が木に登ったり、爪を研いだりするときに、外側の古い層が剥がれて内側から新しい鋭い爪が表れます。
愛猫の好きな爪とぎ場の辺りで、抜け落ちた古い爪の破片を見つけることがあるのはそのせいです。
猫の爪は、ふだんは指の中に完全にしまわれていて、隠れて見えません。
手を持ち、爪の部分の皮膚を足の付け根に向かって引っ張ると爪が出てきます。
週に一度は、爪の長さをチェックしましょう。初めて爪を切るときは、愛猫を獣医やトリマーのところに連れて行き、爪の切り方や切り加減をその場で確認するとよいでしょう。
猫の爪の中には神経や血管が通っているので、深爪をして愛猫を傷つけてしまわないよう注意が必要です。
爪を切るときは、愛猫の手足が動かないように固定し、優しく切るようにします。
慣れるまでは、四肢の全部の爪を一度に切ろうとせず、愛猫の様子を見ながら、日をおいて数本ずつ切るという方法もあります。
また爪を調べるときは肉球もチェックし、切り傷や異物がないか調べましょう。気になる点があれば、かかりつけの獣医師に相談してください。
【シャンプー】
猫は本能的に身体が濡れるのを嫌がる動物なので、シャンプーが好きという子はほとんどいないでしょう。
基本的に猫は自分でグルーミングをし、体をきれいにしているため、完全室内飼育で短毛種の猫なら、ブラッシングを十分にしてあげていれば、シャンプーはしなくても大丈夫です。
ただ、長毛種の猫の場合は、ブラッシングだけでは汚れを取りきれないことが多いので、月1回くらいの頻度でシャンプーをしてあげたほうがよいでしょう。
毛玉の嘔吐が頻繁にある猫や外に出る猫も、シャンプーが必要です。
そのほか、猫アレルギー防止にもなるので、飼い主さんが悩んでいるようであれば、一度シャンプーを試してみるといいかもしれません。
またお尻周りは汚れやすいのでその際もシャンプーしてあげると良いでしょう。
この猫種を飼うのに向いている人
相良みなみブリーダーにマンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアを飼うのに向いている人を伺ったところ「猫好きな方ならどなたでも向いていると思います。また猫種に関してご相談されるお客様もいらっしゃるので、相性を確認する為に一度見学に来られる方もいます」と仰ってました。
猫種によって性格が様々なので、初めて飼う方や迷っている方は一度見学に行き、ご相談してみてはいかがでしょうか。
見学予約方法

相良みなみブリーダーの猫舎は事前予約で見学可能です。
ホームページのお問い合わせフォーム、電話、メール、インスタDMより予約が可能です。
アクセス
〒366-0811 埼玉県深谷市人見1106-5
JR深谷駅から車で約10分
他のお客様のご予約がない場合は送迎に行きます。
誤嚥が起こりやすいので粒の大きさやフードの硬さに気をつけてください。
フードはお湯でふやかした物を缶詰と混ぜて柔らかいフードにして下さい。
フードは「ロイヤルカナンキトン」をオススメしています。