ナビ男の競馬録

競馬ビギナーからベテランまで、読み応えのあるブログを目指します(^ ^)

青葉賞から日本ダービー|ジンクスローテについて本気で考える

 

今回は、青葉賞から日本ダービーへのローテーションについて個人的な結論にたどり着こうと思います。今年の(2017)ダービーは青葉賞を好内容で勝利したアドミラブルが上位人気濃厚となりますが、過去を振り返ると青葉賞から日本ダービーに駒を進めて勝利した馬は一頭もいません。競馬ファンならば知らぬ人はいないほどに有名なハナシであります。毎年のように青葉賞が終わるとこの話題になるほどです。それでも!それでもこの馬なら!と信じて買うも結果は出ず。2着はあれども1着なし。ジンクス化している部分を多角的に考えていきます。では、よろしくお願いします。

 

歴史

まず、青葉賞勝ち馬が日本ダービーでどのような成績になったのかを見ていきます。グレード制が導入となった年から見ますと24回です。ちょっと見にくいですがお許し下さい。

 

開催年 勝ち馬 

青葉賞での人気 → ダービーでの枠番 ダービーでの人気 結果

 

1994年 エアダブリン    

1番人気  24番 4番人気 2

 

1995年 サマーサスピション 

 骨折のため回避

 

1996年 マウンテンストーン 

8番人気  611番 6番人気 11

 

1997年 トキオエクセレント 

1番人気  817番 5番人気 8

 

1998年 タヤスアゲイン   

2番人気  23番 7番人気 8

 

1999年 ペインテドブラック 

1番人気  47番 5番人気 7

 

2000年 カーネギーダイアン 

1番人気  35番 4番人気 7

 

2001年 ルゼル       

3番人気  12番 4番人気 14

 

2002年 シンボリクリスエス 

1番人気  611番 3番人気 2

 

2003年 ゼンノロブロイ   

1番人気  23番 3番人気 2

 

2004年 ハイアーゲーム  

2番人気  817番 3番人気 3

 

2005年 ダンツキッチョウ  

1番人気  713番 3番人気 13

 

2006年 アドマイヤメイン  

1番人気  36番 4番人気 2

 

2007年 ヒラボクロイヤル  

3番人気  59番 5番人気 16

 

2008年 アドマイヤコマンド 

2番人気  48番 4番人気 7

 

2009年 アプレザンレーヴ  

1番人気  12番 4番人気 5

 

2010年 ペルーサ      

1番人気  59番 2番人気 6

 

2011年 ウインバリアシオン 

6番人気  11番 10番人気 2

 

2012年 フェノーメノ    

1番人気  611番 5番人気 2

 

2013年 ヒラボクディープ  

7番人気 47番 5番人気 13

 

2014年 ショウナンラグーン 

10番人気  36番 9番人気 6

 

2015年 レーヴミストラル  

1番人気  47番 4番人気 9

 

2016年 ヴァンキッシュラン 

4番人気  714番 6番人気 13

 

2017年 アドミラブル    

1番人気  818番 ? ?

 

改めて見ると素晴らしいメンバーです。ほんと。後のG1ホースも多数。全体成績は(0-6-1-163着内率はおよそ30%です。数字だけ見れば勝負の運のようなもので勝ててないだけで、青葉賞からのダービーホースが出るのは時間の問題に思えますね。

 

 

体力的問題

青葉賞は、ダービーと同じ舞台の東京2,400mです。そしてダービーまでの間隔はおよそ1ヶ月。3歳馬が30日以内に消耗の激しい東京2,400を走るのはそもそもにして負担があるのではないかと考えられます。

まず、青葉賞はダービートライアルです。つまり青葉賞に出走する馬はダービーの出走権利を持っていません。だからこそ権利を獲りに出走します。ここが肝に感じます。青葉賞は賞金加算ではなく2着以内の権利を獲りに来るわけですから、ここは落とせません。厳しいレースが予想され、自信があってもそれなりに仕上げていく必要があります。青葉賞を使うことで仕上げるといった悠長なことは、現実的に出来ないのです。周りも背水の陣で挑んできます。それらを相手に7分仕上げで勝つような馬は既に権利を持っているのではないかと。そう考えます。

その中で2着以内に入り、格段に相手が強化されるダービーで勝つのは強靭なスタミナと回復力が求められます。

 

エアダブリン菊花賞3着、ステイヤーS1着)

シンボリクリスエス天皇賞・秋連覇、有馬記念連覇)

ゼンノロブロイ天皇賞・春2着、JC1着、有馬記念1着)

ウインバリアシオン菊花賞2着、天皇賞・春2着、有馬記念2着)

フェノーメノ天皇賞・春連覇)

 

上の5頭を見て下さい。ダービーで3着以内とした7頭のうち5頭がその後の3,000m以上のG1で好走していることからも、やはり青葉賞ローテはスタミナが要求されるといって間違いありません。

 

 

輸送問題

関西馬が青葉ローテを組む場合は30日以内に2度の輸送をする必要があります。これは体力的問題に拍車をかける要素です。3着内7頭のうち3頭が栗東所属でした。美浦4頭です。美浦からのエントリーの方が間違いなく有利です。

 

 

運(枠)問題

これを調べるまでは、ダービーゲートと呼ばれる1枠がいなかったのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。下の表は過去10年、2006年開催~のダービー入線比率です。

青葉賞ローテ_ナビ男の競馬録

1枠有利は「説」ではなく立証されてます。だから青葉賞馬は1枠がいなかったんじゃないかと思たのです。しかし、1枠は3頭いました。よって運要素問題はないとします。ただ、有利な枠に入る可能性は青葉賞ローテよりも別路線組の方が圧倒的に多くなる訳ですから数的には不利です。(最大で2頭しか出走しないため)

 

 

騎手確保問題

有力馬を見ると問題なく確保できているようなので、これも問題なしとします。

 

 

結論

・スタミナ豊富であれば青葉賞ローテでも問題ない

・スタミナなくても余裕仕上げで勝てば問題ない

・全馬に共通で枠は大事

・重要:皐月賞組と比較すると、間隔的な不利は確実にある

 

青葉賞ローテが厳しいというよりも、このローテは優位性が何一つないことから、今後も有力馬がダービーを勝つために青葉賞ローテを選択することは無いと思われます。デビュー時期や、順調さを欠いた馬が出走するダービーステップの位置付けは変わりません。

これだけでも、ダービー馬が誕生しない理由として十分かもしれませんが、ノーチャンスではありません。全くノーチャンスではありません。皐月賞組との激突は結果を抜きにしても楽しめますよね。今年も沸かせてくれるはずです。

 

予想 2017 青葉賞

 

アドミラブル

大外枠。これだけで割引は間違いないですね。青葉賞は好タイムで走り、余裕のあるゴールにも見えました。が、好タイムで走って余裕のあるゴールは基本的には考えにくいのです。それはなぜか。【好タイム=消耗している】という式が成り立つためです。着差があるとどうしても余裕のゴールに見えがちですが、それは危険な判断とされます。また、2着馬が最後に緩めたかタレた可能性もあります。そうなってくるとアドミラブルが相当強いかお釣り無しの状態かのどちらかになりますが、私は後者を選択します。つまり、アドミラブルに対する結論は着外とします。

 

 

ベストアプローチ

10番。藤原厩舎はエイシンフラッシュでダービーの栄冠を獲得した厩舎ですが、トライアルはトライアル仕上げをすると一部では有名です。実際に休み明けやトライアルからの巻き返しを期待できる厩舎であることに違いはありません。ベストアプローチの青葉賞走破タイムは歴史的に見ても好タイムというかアドミラブルに次ぐ記録な訳です。トライアル仕上げで歴史的な好タイム。これで仮にベストアプローチがスタミナ自慢だとすると・・・枠も悪くない、騎手も悪くない、上積みもある、これは一発があるかもしれません。つまり、ベストアプローチに対する結論は3着以内とします。